二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ 短編集】君って ( No.80 )
日時: 2010/11/28 08:45
名前: レモンティー (ID: DrxGkANi)

朝駒リクの真都路ちゃん^p^

 とある本の物語

本が大好きな俺はまたある場所に行く。

 図書室

そう書かれたドアを開くと1人の少女が本の整理をしていた。

「また来たんだ!」

笑顔で俺に言う。
俺も図書室によく行くから顔は知っている。

「暇だからさ。」

「じゃあ本の整理手伝ってくれる?私1人じゃなかなか終わらなくて。」

「いいよ。名前は?俺顔は知ってるけど名前知らなくて。」

「真都路 珠香!君は?」

「俺は風葉 駆留。」

名前を教え合い、本の整理を始めた俺達。
だけど、話す事が無いから無言。

「あれ?こんな所に絵本なんてあったっけ?」

「見せて。」

珠香から絵本を渡され、開いてみた。
男の子と女の子が書いてあり、それが俺と珠香に似ている。

最後の方は紙が破れており、見れなかった。

「これ、最後破れてるよ。」

「本当だ!もう誰よ!」

頬を膨らませ、顔を真っ赤にする珠香。
手に持っていた絵本を落とした。

「拾うよ。」

「「あ・・・。」」

同時に絵本を手に取った。
俺と珠香の手が重なる。

空は闇に染まり始めた。

「そろそろ帰れば?遅くなるよ。」

「え、でも駆留君が大変だよ・・・。」

「いいから!」

強く言うと珠香が涙目だった。
泣かしてしまった。

本当は一緒に居たいのかな?

心の俺は意地悪をしてしまった。

「あの、ごめんな・・・一緒に居ていいよ。」

「本当!」

「ああ。なぁ珠香、好きだよ。」

「わ、私も!」

 本の物語はこれから始まる。



終わり!
やっぱりな〜。