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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【イナイレ 短編集】大切【朝駒様リク完成】 ( No.88 )
- 日時: 2010/12/01 21:12
- 名前: レモンティー (ID: AHLqKRWO)
暇だから短編^^
バーンとレアンで^p^
私の手袋
今日も晴矢と待ち合わせ。
登校はいつも一緒に行くのが当たり前。
「早く来ないかな〜・・・。」
手は寒さで霜焼けに。
足もミニスカにしてるから寒い。
手に息を吹きかけ温める。
もう!いつも遅いんだから!
「杏ー!」
「晴矢!遅い!」
やっと来たよ。
時々は早く来てよ・・・。
「じゃあ、行こうぜ。」
「なんで遅いのよ!こっちはいつも手は霜焼けよ!」
手を晴矢の顔に近づけ、可哀想アピール。
だけど晴矢は・・・。
「手袋でもしてくればいいじゃん。」
本当はごめんねって言われたい。
「ほら、早くしないと遅刻すんぞ!」
手を掴まれ、走り出した。
遅刻って、もう8時半。
「晴矢、もう遅刻してるよ!」
「あ!ヤバい!」
さらに速度を上げる晴矢。
私の気持ちを考えてよ〜。
「ちっ、しょうがねぇ。」
急に近くにあったコンビニの中に入り、おにぎりを買い始めた晴矢。
「ちょ、ちょっと!学校は!?」
「もう遅いからサボる。」
「え!?」
サボるって・・・まぁいいかな。
外にあるベンチに腰掛、晴矢が買ってくれたおにぎりを食べる。
中身はしゃけ。
「手・・・//」
「え・・・?」
私の手を晴矢の手で温めてくれた。
大きくて、優しくて、温かい手。
「これからは俺が杏の手袋だ。」
「・・・うん!」
寒い日は毎日使わせてもらうからね。
終わり^^
彼氏が欲しいよ・・・。
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