二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: テニスの王子様 【氷帝】 ( No.3 )
日時: 2010/12/30 11:14
名前: 雅☆ (ID: 7WsjdJb.)

・2話

「私のクラスは・・・」

クラス表に記入されている名前を一つ一つ丁寧に見ていく。

他の人達はもう見終わって自分達のクラスへと向かっていた。

「あった」

そっか。7組か。

いきなり運がよさそうなクラスにあたった!

一人で喜んでいると先生に早く教室へ行けと怒られた。

「ごごごごめんなさい!!」

2,3回お辞儀すると急いで自分のクラスへ行った。





「それじゃあまず一人ずつ自己紹介をしろ」

命令口調に先生が言う。

みんなはぐちぐちとブーイングをすると、

「じゃあ出席番号1番からな」

と思いっきり無視をして話を進める。

「良かった。最後かな?」

私はや行だからたぶん最後だと思う。

さっきクラス表見たときもゆっくり見てたから自信はあるかも。

なんて、

ゆっくり考えこんでたせいでもうすぐ自分の番がせまってきていた。

えっと・・・とりあえず名前と・・・えっと・・・

「じゃあ次侑希」

はっ早いよ先生!

がたっ

私はあわててたった。

「えとっ侑希真里亞ですっ1年間お願いひますっ」

しっしまったああああああ

急ぎすぎて声が裏返ったああああ

クスクスと笑い声が聞こえる中、私は下を向きながら椅子に座った。

「それじゃあ席替えするぞー」

私の声が裏返ったことなんか気にする気もさっらさらないのか先生はまたどんどん話を進める。

席替えは先生が元から作っていたと思われるくじを引いて決めた。

「「窓際・・・」」

移動中たまたま隣に立っていた男の子と声がそろう。

とっとりあえずここは笑っとく

「(にこっ)」

男の子は顔を赤らめて下を向いた。

まさか私の顔が見るにたえなかったとか?

やっぱりイメチェンすべきかな・・・・

そのままそこにいるのも嫌なので、っていうか空気重たくなりそうで怖いので急いで窓際の後ろへ走った。

ちょうどさっきの男の子は私の前の席だった。