二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: テニスの王子様 【氷帝】 ( No.4 )
- 日時: 2010/12/30 11:23
- 名前: 雅☆ (ID: 7WsjdJb.)
・3話
「気をつけーれい」
「「「さよならー」」」
やっと一日が終わった。
「はぁ・・・」
ため息をつくと周りを見渡す。
もうほとんどの人が教室から出て行ってる。
残っている人といえば今日新しく決まった学級委員の人とか位。
「私も帰るかー」
なんて独り言を言って教室から出ようとすると、
「おい」
と、声をかけられた。
「へっ?はっはい」
勢いよく後ろを振り返ると。
あの男の子だ・・・・。
あっそういえば自己紹介で...
なんって言ってたっけ?
かんだはずかしさで忘れちゃったよ。
ぴっ...ぴよこ君?
「お前図書委員だろ」
「え・・・あ、うん」
そういえばそうだった。
って言っても無理やり決定だけど。
何か図書委員っぽいとかで・・・。
「今から図書室だろ?」
「あっあれ?そうだっけ」
今日専門委員の仕事あるとか聞いてないよ!?
いや・・でも、先生言ってたかも・・・?
「で。どこ行けばいいの?」
「はぁー・・・図書室」
呆れた顔でしっかりしろって言われた。
何で?
と、まあ置いといて図書室図書室。
んで・・・・
図書室・・・どこ?
まよったああああああああああああ
でかすぎだよ氷帝学園っ
おそるべし
とりあえず近くの人に・・・・
いた
誰もいな校舎から見える中庭に一人木にもたれかかって寝てる人。
誰だろ
私はそう思って話しかけてみることにした。
「あのー・・・・・・」
し———————ん
「あっあああああああ!あのおおおおおおおおおお!!!!!!」
今度は大きめな声で言ってみる。
ようやく気がついたようで目を覚ました。
「ぅ・・・ん・・・誰?跡部〜?」
私はその場にしゃがみこんだ。
「どうも・・・」
いちよ初対面だし礼をする。
「ごめんね。目を覚ましたばっかりなのにこんな汚い顔見せちゃって」
ようやくはっきり目を覚ました。
そして上半身を起こした。
「なんで?」
そう言った。
「あっごめんやっぱいいですっっ」
私がそう言って立ち去ろうとした瞬間彼に腕をつかまれた。
「何か用なんでしょ?名前は?」
え・・・?
いやいやいやいきなり名前?それ普通聞きますか?
「名前何て言うの?」
いいたくなかった。
名前負けしてるって言われたくなかった。
「いっ言えない」
「どうして?俺芥川慈郎」
「だって・・・
名前負けしてるもん・・・」
「そうなの?」
「うん」
「どうして?こんなに可愛いのに」
「はい?」