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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: テニスの王子様 【氷帝】 ( No.7 )
- 日時: 2010/12/30 11:45
- 名前: 雅☆ (ID: 7WsjdJb.)
・4話
「あっあははっあはははは」
「えっどっどーしたの?」
「ありがとうっお世辞でもうれしいよ。っていうか1年生?」
「ううん。2年生」
少し沈黙が続いた。
「すっすみまっすみませんんんんんんんん」
逃げようとした。
でも、
パシッ
腕をつかまれた。
「図書室は2階のあそこ」
と、言って指さした。
「ありがとう...ございます...」
「ばーいばーい♪」
手をふられたので私も小さくふりかえした。
「おそいよ」
「ごっごめん」
急いで図書室に行くと、もう誰も...っていうか、ぴよこ君(?)いやいや、あの男の子しかいなかった。
「いちお、図書委員の仕事とかメモしたから」
といって、ルーズリーフを手渡された。
「ありがとう...」
「じゃあ」
といって礼をして男の子は図書室のドアに手をかけた。
あっそうだ!
「あのっ」
「何?」
「名前なんていうの?」
「今さら?聞いてなかったの?」
「ごめん」
「...日吉..若」
「私の名...「侑希だろ?」」
「覚えててくれたの?」
って言ったけど、返事はなくそのまま図書室からでていった。
「私としたことがぁっ」
こんな顔の分際で日吉君とやらに話しかけてしまった。
うざかったんだろうな...
ごめんね。
一方日吉君の方は、頬を紅色に染めながら階段の前で立ち尽くしていましたとのこと。
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