二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】銀色に輝く華   ( No.35 )
日時: 2010/12/02 20:02
名前: 瑠々 (ID: 5YaOdPeQ)

第四訓「細かい事は気にするな」

「ねー、銀時」

「あー」

あたしは銀時とバイクに乗ってスーパーまで買い物に行っている。

「晋助と辰馬って今、どうしてるか知ってる?」

あたしの質問に「あー、あいつ等か」と呟くと、

「辰馬は会社を立ち上げて宇宙をまたにかけてる」

「辰馬って馬鹿の癖にそういう事は出来るんだね。
で、晋助は?」

・・・・・・・。

反応無し。

「おーい、銀時ィ。晋助は?」

・・・・・・。

無視かよッ!!何だよ、辰馬の事は教えてくれたのに!
流石に答えないとマズイと思ったのだろう。

「高杉の事ァ、知らね」

と素っ気無く言った。あたしは「フーン・・・」と銀時の背中を見ながら言った。銀時があたしの質問を返す時、銀時の顔は見えなかったけど、その時銀時は多分、いや、絶対、厳しい顔付きをしていたんだと思う。オーラがそう伝えていた。その時、

「あり?旦那じゃないですかァい」

あたしはその声に反応した。ゆっくりと横を見る。
声の主は真選組の服を着て、パトカーに乗っている。
すると、パトカーの後部座席の子と目が合った。
長い茶色の髪を持つ可愛い子だ。

「総悟。あの子、帯刀してる」

(ゲッ!!)

あたしは腰の刀に目をやった。