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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 【銀魂】銀色に輝く華 第四訓up!! ( No.61 )
- 日時: 2010/12/25 10:47
- 名前: 瑠々 (ID: 5YaOdPeQ)
第六訓「北風」
あれから数時間、あたしと銀時は一度万事屋に戻って桃亜を探し始めた。銀時&あたし、新八&神楽って言う形で。
あの後直ぐにアリスは餡子達のもとへ行き、詳しく事情を聞くらしい。
「銀時ィ、桃亜連れ去った人、誰か目星付いた?」
「いやァ、まだ」
あたしと銀時は本当に仕事しているのかって言う位ボーっとしていた。
真選組の人拉致ったって言うのなら攘夷浪士だろうけど知り合いも居ない。
「あ、でもヅラなら何か知ってるかも・・・」
「えッ!?」
銀時はそう呟くとホストクラブやらが多い道に入って行った。
−−−−−−−−−−−−−−−−
「あーちゃん、桃亜が連れ去られる前、何か見えなかった?」
「・・ううん。寸前になって見えた・・・」
アリスは餡子のもとに着き、詳しく話を聞いていた。
先ほどから「映像」「見えた」と言う言葉が出ているが、実は餡子は
『千里眼』と言う能力を持っている。
「・・攘夷浪士、やろうね・・・・」
餡子は囁くように言った。
「え!?でも桃亜は・・・・」
アリスは驚きの目で餡子を見た。
「可能性はあるよ・・・。だって桃亜は・・・」
餡子は一瞬下を見ると、再び顔を上げた。
「・・・桃亜は、攘夷戦争に参加した事が・・・あるし・・・・」
冷たい北風が吹く————。
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