二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 天駆ける十二星座ポケモン あけましておめでとうございます ( No.164 )
日時: 2011/01/01 17:39
名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: H6c/o5GF)

あらすじ
ノルウェーの上空で、突然攻撃を受けた秀夜たち。
しかし、攻撃を仕掛けてきたのはB・S団ではたく…
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ここからは平和な話し合い。
「で、何で突然俺たちを攻撃してきたんよ?」
京が訊く。
「B・S団だと思ったのよ。て言うか何であんたらはB・S団のボード乗ってんの?」
ザンナーは逆に聞き返す。
「移動手段の確保のためにB・Sから奪い取ったんです」
京に喋らせておくと何か危険だと判断した秀夜が素早く答えた。
「へーえ。結構勇気あんのね。じゃああたしがいい事教えてあげようか?」
今度はリオン。
「このボードねえ、底に小さいボタンあるだろ? ここを押すと…」
リオンは説明をしながらボタンを押した。すると、ボードは急に変な音を上げ、小さな球体となった。
「こんな風に持ち運びが出来るのさ。どう? 便利なもんでしょ?」
皆感心して声を上げる。
「だからあたしたちは空のB・Sを狙うときここを狙うのさ。無駄な戦い無しで一撃で勝てるからね」
それで秀夜は訊きたかった事を思い出した。
「ところで、何故ザンナーさんたちはB・S団に攻撃を?」
秀夜が訊くと、ザンナーは
「そりゃそうよ。あたしたちの活動に邪魔だもん」
きっぱりと答えた。
「奴らは世界の宝を根こそぎ持ってっちゃったのよ? これじゃ怪盗の仕事が出来ないわ!」
秀夜が何か言うより早くリオンが口を開く。
「私の目的は世界征服。でもね、先に世界征服されちゃたのよ!全く、腹立つったらありゃしない…」
「…」
秀夜は怪盗姉妹の勢いに圧倒されている。
「要するに、あなたたちもB・S団の敵…って事ですか…?」
綾の声は何だか震えている。
「当たり前よ! あんな群れてないと生きていけないような小物とは違うのよ。あとそんなに怖がらなくても大丈夫よ」
「あ…はい」
ザンナーは綾の心を完全に見抜いていた。
「さて…あたしたちはそろそろ行くから。あんたら頑張りなよ!」
「じゃあね。もしかしたらまたどこかで会うかもね」
リオンとザンナーと共に告げ、ザンナーがポケモンを出した。
炎の翼を持つ、鳥と言うよりは龍に見える青色のポケモン、フィニクス。
フィニクスの背中に乗って、怪盗姉妹は飛んでいってしまった。
「…何か、どう反応していいのか…」
どうやら見た感じでは京と斬人以外完全に勢いに押されてしまったようだ。
「まあいいんじゃない? とりあえず敵じゃないんだし」
こいつの場合は緊張という言葉を知っているのだろうか…
などと考えていた、その時だ。
「秀夜! また炎!」
京が叫ぶ。
秀夜は危険を感じ、振り向かずそのまま飛びのいた。
次の瞬間、さっきまで秀夜がいたところを炎が焼き尽くしていた。
「くっそ、次は誰だ!」
そこにいたのは…

続く