二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 天駆ける十二星座ポケモン イラストぼしゅー ( No.210 )
- 日時: 2011/01/18 18:54
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: HnQQx7lG)
あらすじ
猛威を振るった必殺コンボ『開眼ブレード』。
だが、ノックのミスを突き、秀夜と京は逆転勝利を決めた。
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ここからは平和な話し合い。
「とりあえず、B・S団について教えてくれないか?」
秀夜がロストとノックに呼びかける。
ノックは髪をくしで整えながら、秀夜に答える。
「B・S団についてなんて、お前らが知ってる事がほとんどだぜ?」
そう言いながら、ノックは語りだす。
「B・S団はな、世界から集められたエリートの集まりさ。超英才教育を受けてるから、俺たちは何語でも話せる」
ロストが、それを証明するように何か国かの言葉を話す。一言も聞き取れない。
「ボスはとても心の広いお方さ。僕の美しさを始め、部下全員の良い所を完全に把握しておられる。失敗を犯しても、勿論叱られるが、体罰は絶対に無い。だから俺たちはボスのために尽くすことが出来るのさ」
「で? そんな心の広い奴がなぜ世界のバランスを崩すほどのミサイルを放ったのさ」
秀夜が訊く。心の広い者なら世界を崩壊させたりはしないだろう。
「ミサイルを放つよう命じたのはボスではない」
答えたのはロストだ。
「世界の崩壊の責任はボスには無い。ミサイルを放ったのは、Xの称号を持つ外道女、キセノンだ。ボスは黙視しているが、あっしには分かる。奴の存在は必ずB・S団に不幸をもたらすと」
どうやらB・S団の中にも嫌われ者がいるらしい。
「で、ボスが今不在だからヤルタ様が仕切ってんだけど…ヤルタ様はどうも優しさが無い。実力はボス公認だけど、リーダー的に厳しすぎる。僕の美しさを理解してくれない。ま、それを理解してくれるのはボスと鏡だけだね」
やっとノックはくしをポケットにしまった。
「僕たちの出せる情報はここまで。これ以上は企業秘密、喋るわけにはいかないのさ」
「あと、お前たちの味方をするわけではないが、オシリスには気をつけろ。奴は執念深い。きっとお前たちを追ってくる。ボスはお前らと戦いたいと言っていたからな。オシリスに捕まるな、ボスの願いを叶えてくれよ」
ロストが言った。
B・S団の中にもいい奴は少しばかりいる、秀夜は初めてそう感じた。
「じゃあな。僕らはお前たちがボスのために役立つ事を願ってるよ」
「フン…残された時間、有意義に使うことだ」
ノックとロストはそう言い残し、次の瞬間、その場から消えていた。
「さて、とっととピラミッドを探すか」
京のフライゴンが戻ってきた。
先程京はピラミッドを探すためにフライゴンを飛ばしていたのだが、どうやら見つけたようだ。
「おい皆! ここから近いってよ! フライゴン、案内頼むぜ!」
京が笑っていった。フライゴンは吼え、飛び出した。
「よっしゃ、ピラミッドに向かって一直線だ!」
続く
一月十八日は俺の誕生日なのですよww