二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 天駆ける十二星座ポケモン イラストぼしゅー ( No.215 )
日時: 2011/01/20 18:09
名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: HnQQx7lG)

あらすじ
ノックとロストからB・S団について少し聞きだすことが出来た。
とりあえず秀夜たちはピラミッドへ向かう。
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「つーかよ、最初からこうすればよかったんじゃねえの?」
京が今更なことを言ってくる。
「思いついたらとっくにそうしてるよ」
適当な返事を返し、フライゴンについていく。
しばらくすると、
「あったぞ、あれだ!」
ピラミッドが姿を現した。
まさしく、写真で見たとおりの本物だ。
傍らにはスフィンクスが立っている。こんな世の中とはいえ、こんなに有名なものを見ると感動するものだ。
「すごーい! 本物のピラミッドだー!」
秀夜の予想通り由衣が感動の声を上げる。
「おい秀夜、石碑はあれじゃないか?」
平治が指差す方向はスフィンクスの前。そこに見覚えのある石碑があった。
近づいてみると、スイッチもある。どうやらビンゴだ。
「ま、とりあえずヴァルニカが嘘をついてないって事が証明されたな」
京は前回からやたらとヴァルニカの名前を口に出す。もしや?
「京、お前ヴァルニカに惚れただろ」
「はあ? 何言い出すんだお前は? 何で人間がポケモンに惚れなきゃならねえんだよ!」
秀夜の言葉に、京は必死に反論する。
秀夜は意味ありげに頷き、スイッチを押した。
いつものように石碑が開き、六人は中へ。

岩は緑色に光っているが、天秤座の時の緑よりも薄い色だ。
カニ座ポケモンは緑色なのだろうか。
一言の話も無く、大広間へ出た。老人が口を開く。
「カニ座ポケモン、キャンサルを蘇らせるぞ。準備はよいか?」
何だかもの分かりがいい人だ。
「はい、お願いします」
秀夜が答えると、老人は
「心得た。では、いくぞ」
老人の合図で、中央の結晶が動き出す。
まず、結晶に横に切れ目が入る。続いて、縦にざくりと切れ目が入った。
そして、結晶が崩れ落ちる。
現れたのは、緑色の巨大なカニポケモン。
シカの角のような物が二本ついた兜を被り、両手の鋏はキングラーなどとは比べ物にならない大きさだ。
「こいつがキャンサルか…何タイプだ?」
カニであり、兜を被っている。水・鋼と読んだ。
「よっしゃ、ライボルト、行くぞ!」
秀夜が出したのはライボルト。水タイプには相性がいい。
キャンサルとのバトルが始まる。

続く