二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 天駆ける十二星座ポケモン 参照1500というのは幻覚です ( No.270 )
日時: 2011/03/25 11:58
名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: 3GsmIGqB)

あらすじ
忍者のようなB・S団員、サスケと勝負を始めた平治。
こちらはテペトラー、あちらはペンドラーだ。
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ハードローラーには押されたが、身体能力の高いテペトラーは受身を取って起き上がる。
「テペトラー、まだやれるか?」
平治のその声に応えるようにテペトラーは短く鳴き、ペンドラーを睨む。
タイプの都合上、どうしてもテペトラーが不利だが、このテペトラーには必殺技がある。
(まだあれは使わない…。相手が疲れてきたところであれを叩き込む!)
「テペトラー、アクアジェット! 軌道を読まれるな!」
テペトラーが再び水をまとって突進する。さっきよりも軌道が複雑になっている。
「それは通用せんぞ! もう一度ハードローラーだ!」
ペンドラーも体を丸めて突進する。テペトラーを目掛けて一直線だ。
だが、
「へっ、遅えんだよ! 同じ手を喰らうか!」
水をまとったままのテペトラーは激突寸前で足を地に付けて飛び上がる。
結果、ペンドラーは攻撃を外して転がっていく事になる。
しかも勢いがついていて、急に止まれない。
そこに、テペトラーのアクアジェットが襲い掛かる。
「まずい、ペンドラー避け—」
言い終わる前にアクアジェットが激突した。
しかしペンドラーもこれくらいでは倒れない。サスケもこれくらいでは絶対に折れない。
「おのれ、雑魚があがきやがって…ペンドラー決めるぞ! ヘドロ爆弾!」
ペンドラーは口からヘドロの塊を吹出す。
「避けやすいな…。テペトラー、避けろ」
テペトラーは身をひねってこれを避けるが、一撃では終わらない。
次々と塊が飛んでくる。
ヘドロの塊を避けつづけるが、八発目、ついにテペトラーをヘドロ爆弾が捕らえた。
「テペトラー! 大丈夫か!」
思わず叫ぶ平治。
「隙あり…ペンドラー、メガホーン!」
まだ体勢が整っていない所へ、ペンドラーが渾身の角攻撃を繰り出す。
(くっそ、ここで使うしかない…!)
平治は決めた。ここで、必殺コンボを繰り出すと。

「テペトラー、スフィアーロール!」

突進してくるペンドラーへ、テペトラーは巨大な水のボールを投げつける。
その水のボールは、ペンドラーに命中すると、ペンドラーを包み込んだ。
「な、何だこの技は!」
サスケが絶句する。秀夜も見たことの無い技だ。
どうやらB・S団のSでも知らない技を平治は使ったのだ。
テペトラーはその水のボールを片手に掲げ、高速回転させる。
中のペンドラーはもちろん目を回す。
最後に、水のボールを思い切り地面に叩きつけた。
「とどめの一撃! テペトラー、インファイト!」
平治が思い切り叫ぶ。テペトラーは地面を蹴ってペンドラーの懐へ突撃、怒涛の連続打撃攻撃を浴びせかけた。
最後の一撃でペンドラーを地面に叩き落すと、ペンドラーは既に戦闘不能となって気絶していた。


「貴様のテペトラーの最後の一撃、見事である。これからもせいぜいB・S団にたてつき、最後に泣きを見るんだな。ではさらばだ」
サスケはそう言うと勢いよく上に跳び、木々に紛れてしまった。
どこを見ても全く見つからない。
「さて、あとは石碑を探すだけだが…」
秀夜が呟く。
「まずあの集落を探してみるか」

続く