二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 天駆ける十二星座ポケモン 参照1500というのは幻覚です ( No.272 )
- 日時: 2011/03/27 17:05
- 名前: パーセンター ◆AeB9sjffNs (ID: 3GsmIGqB)
あらすじ
テペトラーの技、スフィアーロールを使って、サスケのペンドラーを撃退。
後は牡牛座ポケモンを倒すだけだ。
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集落に人影は見当たらない。
先ほどの下っ端は、サスケの部下だったのか、一人も残っていない。
「さて、今回は建物とかなさそうだから、探すの難しいかもな…」
秀夜がぼそりと呟いた、そんな時だった。
「あったー! あったよー!」
大きく響く由衣の声。
五人が駆け寄ると、まさしく見覚えのある石碑だった。
ボタンを押すと、例によって階段が現れる。
(何だかいつも都合よく近くにあるよなー…)
まあとりあえずあったので、六人は中へ入っていく。
ここの岩は赤褐色だ。
やっぱり古代の文字が書かれている。
「なあ、また俺が戦うのか?」
半ばうんざりしたような口調で言う秀夜。
「なあ平治、まだ機嫌直ってなかったら、お前が戦ってもいいぞ?」
平治に声を掛けるが、当の平治は、
「いやー、俺はもう大丈夫だぜ? あいつをボコボコにしてやったからすっきりしたよ。という訳で、秀夜君、頑張りたまえよ!」
相当うんざりしながら、秀夜は奥へ進む。五人も後へ続く。
いつものように大広間にでた。赤褐色の結晶がある。
「もういつでも蘇らせる事が出来るぞ。準備はよいか?」
例によって老人が声をかけてくる。準備がいい。
「…はい、お願いします」
まだ表情が優れない(別に風邪とかではない)秀夜だが、気を切り替えてモンスターボールに手をかける。
「それではいくぞ…」
老人の言葉に答えるように、結晶が動いた。
中から突かれているような音がする。
耐え切れなくなったのか、結晶が割れると、牡牛座のポケモン、タウロススが現れる。
まず目に留まるのは、二本のねじれた大きな角。
首には鬣のようなものがかかり、体には鎖が巻かれている。
体は茶色、目は鋭く、足の力がとても強そうだ。
(こいつは物理攻撃系だな…何タイプかは分からないけど、打たれ強いポケモンがいいな)
「よっしゃ、またお前だ! 頼むぞ、ラグラージ!」
秀夜のポケモンはいつものラグラージ。今日も気合はバッチリだ。
タウロススが吼える。ラグラージも負けじと雄たけびを上げた。
重量級同士のバトルが始まる。
続く