二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

*本編サイドストーリー* ( No.199 )
日時: 2011/05/13 21:04
名前: 桃李 ◆J2083ZfAr. (ID: cEkdi/08)
参照: 衝動なので、気にしないで下さいv





 どうすればいいのかわからなかった。今は過酷に思える言葉も、後に私の為になることを知っていたから。だから尚更、刻一刻と迫る決断の時を拒み続ける。

「……これは、きみの為に言っているんだ」
「わかっています。ただ、それでも——」

 こんなのは我が儘だとわかっている。
 私を想って、未来を考えて言ってくれているのだから。この言葉、昔の私ならば喜んで受けただろう。何の戸惑いも抱かず、迷いも躊躇いも無く。
 彼等と出会えたことは、私の人生を大きく廻すきっかけになった。どうやらそれは、あの時だけでは無いらしい。あの日、あの瞬間(とき)も。今も、今この時刻(とき)も。でも、それでも私は彼から離れる事が怖いのだ。隣に居られなくなることがたまらなく嫌で、そして寂しくて仕方が無いのだ。
 でもこのチャンスにすがれば、夢は叶う。

 ——私は、どうすればいいの?


「少しでも早いほうが良いのだ。待ってくれるという言葉に甘えてはいけない。そうだろ? ——桃花」

 せっかく平和な毎日を取り戻したのに。
 この日々の代償が、こんなに大きいとは思っていなかった。まさか、まさか——片方の夢を、彼等の希望を、惚れこんだサッカーを捨てなければならないなんて。


       (  代償=失いたくないと、本気で願ったソレ  )





              ——* 忘れた夢が廻りだす、( 芽生えた"ユメ"を消し去って ) *——




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やや世界編、意識して書いてみました。テーマ的なw
結論…もっとわからなくなりました。どーしよ、世界編のテーマが決まらないw なぜオリジナルネタの白恋ピュアラブのほうが固まるんだ!←