二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薔薇の造形魔導士 【フェアリーテイル】 ( No.3 )
日時: 2010/11/14 15:40
名前: 薔薇結晶 (ID: .9bdtmDI)

第1話 「3年ぶりに」


??「…はぁ。」
「どうしたんだ、スピア。」
スピア「仕事する気が起きなくて…。」

クエストボードの前でため息をつく少女。
スペンシア・ローゼス。

「S級魔導士だったらS級クエスト行けばいいじゃないか。」
スピア「興味をそそられるクエストがないのよ…。」
「興味で決めんのか。」
スピア「だったら貴方達はどういう風に決めるの?」
「やっぱり、報酬かな。」
スピア「そう…。」

<<ザワッ>>

と、ギルドの中が急にうるさくなった。

「どうしたんだ?」

スピアは近くに居たジュラに話を聞いてみた。

スピア「ジュラ様、何の騒ぎです?」
ジュラ「どうやら、シェリーが帰って来たようだ。」
スピア「…あぁ、彼女ですか。(結構ケバいツインテールの)」

だが、帰って来た彼女は、スピアが思っていた姿とは違った。
なんと言うか…髪の毛を盛っていた。

スピア「い、イメチェンしたんだ…。(でも相変わらずケバい)」
シェリー「あら、スピア!」
スピア「久しぶり、シェリー・ブレンディ。」
シェリー「相変わらずフリフリですのね。」
スピア「それは嫌味なのかしら?」

シェリーはどうやらスピアの段々になっているフリルのロングスカートの事を言っているのだろう。

スピア「そちらの方は?」

スピアはシェリーの隣にいた男に気がついたようだ。

シェリー「こちらはリオン様ですわ。」
リオン「…誰だ?」
スピア「私の名はスペンシア・ローゼスです。」
リオン「ローゼス…!?」
スピア「私の実家の事ですか?」
シェリー「スピアはローゼス財閥のご令嬢ですわ、リオン様。」
リオン「そうか。俺はリオン・バスティア。」
スピア「どうぞよろしく。」


スピア「そう言えばシェリー。」
シェリー「何ですの?」
スピア「ユウカとトビーは?」
シェリー「…さぁ?」
スピア「ぇ〜…(汗」


第1話 終わり