二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

薔薇の造形魔導士 【フェアリーテイル】 ( No.7 )
日時: 2010/11/15 21:59
名前: 薔薇結晶 (ID: O.IpBlJV)
参照: 期末テストなんて大っ嫌いよ!!!

第2話 「勝負!!」


スピア「ジャーメイル!キィラス!!」
キィラス「何だよ、スペンス。」
ジャーメイル「お呼びですか?」
スピア「仕事に行くわ!」
ジャーメイル「3日くらい行ってませんものね。」
キィラス「待ちくたびれた〜。」

ジャーメイル・クロス。
キィラス・サウンド。
2人はスピアのチームメイトだ。(後日紹介します)

「待て。スペンシア・ローゼス。」

スピア「…リオンさん。」
リオン「俺と、勝負しろ。」
スピア「何故?」
リオン「ジュラさんの次にお前が強いと聞いたのでな。」
スピア「ジュラ様と戦えばいいじゃないですか。」
リオン「生憎、今ジュラさんは居ないんでな。だからお前だ。」
スピア「…くだらないですよ、そんなもの。」
リオン「逃げるのか?『お嬢様』。」
スピア「…つくづく面倒な事に絡まれますね、私は。」
キィラス「戦うのか?スペンス。」
スピア「戦わないと、通してくれませんよ。」
ジャーメイル「頑張って、スピア!」
リオン「ただし、2対2だ。」
スピア「そうですか。だったらリオンさんは誰と組むんです?」
シェリー「私ですわ。」
リオン「お前は?」
スピア「…キィラス。」
キィラス「アタシかよ。ま、構わないが。」


魔導士ギルド、ラミアスケイル前。

ジャーメイル「では、始め!」

スピア「キィラス。シェリーは“人形撃”と言う人間以外のものを操る魔法を使うわ。」
キィラス「ほぅ…。だからジャーメイルを選ばなかったんだな。」
スピア「星霊は人間じゃないからね。」

リオン「アイスメイク…“大鷲(イーグル)”!!」
シェリー「人形撃、“岩人形(ロックドール)”!!」

キィラス「おっ、氷の造形魔法じゃないか!」
スピア「私と被ると言いたいの?キィラス!」
キィラス「確かに被るなっ!ww」
スピア「頼むわよ!」
キィラス「了解!」

“大鷲”に対してキィラスが取った行動。
それは

キィラス「音楽魔法(リズムマジック)、共鳴振動!」

<<ビキビキッ>>
と、アイスメイクにひびが入り、粉々に砕け散った。

リオン「何っ!?」
キィラス「余裕だな。コレは。」
シェリー「どう言う事ですの!?」
スピア「“薔薇の嵐(ローズタイフーン)”!」
シェリー「あぁっ!!」

リオン「何故だ…。何故俺のアイスメイクが割れた!!」
キィラス「まぁ、簡単な事だよ。」

シェリー「くっ!!負けませんわ!!」
スピア「相変わらず、貴女の人形は動きが遅いのね。」
シェリー「お黙りなさい!!」
スピア「黙ってあげない♪“薔薇の刃(ローズブレード)”!」

刃は岩を完全に砕く。


キィラス「“共鳴振動”の原理が分からない限り、アタシを倒す事は出来ないよ?」
リオン「くそっ!」

第2話 終わり