二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 薔薇の造形魔導士 【フェアリーテイル】 ( No.11 )
- 日時: 2010/12/01 05:48
- 名前: 薔薇結晶 (ID: fph0n3nQ)
- 参照: 期末テストなんてこの世から無くなれば良い!!
第3話
リオン「くそっ、アイスメイクが通じない!」
キィラス「甘いなぁ、オイ。アタシはこの世にある音楽の全てを知って、理解している。“共鳴振動”だってそのうちの1つさ。」
リオン「共鳴……、振動……!!分かったぞ、お前の魔法の種が!!」
キィラス「気付くの遅いんだよ。」
<<ザクッッ>>
キィラス「あ〜ぁ、やられちゃったな!」
リオン「!! シェリー!!」
シェリーが倒れている所の首付近には剣が4本。
刺さっている訳ではない。
いわゆる「勝負あり」のサインだ。
シェリー「ご、ごめんなさいっ!リオン様…!!」
スピア「いい加減なのよ、何もかも。」
キィラス「ははっ、哀れだな!シェリー!!」
スピア「つまらないわ。選手交代よ。」
キィラス「ちょうど“共鳴振動”も破られた所だ。」
リオン「…お前は今の女よりも強いか?」
スピア「どうかしr「あぁ、当然だろ。」キィラス!!」
ジャーメイル「だって、本当の事じゃないですか。」
リオン「アイスメイク“白虎(スノータイガー)”!!」
スピア「キィラス!」
キィラス「はいよ、“メイク・オブ・ミュージック”。」
そう言って黒い8分音符(♪)を右手に乗せると音符が巨大化し始めた。
そして作り上げたのは大鎌だった。
キィラス「ほれ。」
スピア「ありがとうっ、行くわよ!」
スピアは鎌を受け取ると“白虎”に向かって行く。
スピア「“ダーク・テンペスト”!!」
リオン「何っ!?」
“白虎”を粉砕し、リオンをも風圧で吹き飛ばしたのだ。
スピア「“シャイン・ノクターン”!!」
リオン「ぐあぁぁっ!!」
スピア「“ティアラ・コンチェルト”!!」
「“クラウニング・マーチ”!」
「“エージング・シンフォニー”!!」
キィラス「あぁなるとスペンスって止まらないんだよな…。」
シェリーの横に腰掛けるキィラス。
その時点でリオンはもう倒れていた。
スピア「もう終わりですか?面白くないですね、立ってください。リオンさん。」
リオン「当然だ…!!」
リオン「アイスメイク“白竜”!!」
スピア「仕方ないですね、そろそろ自分の魔法を使いましょう。」
そう言って鎌を投げ捨てた。
地面に落ちると鎌は消えてしまった。
スピア「ローズメイク…。」
リオン「!? まさか…っ!!」
「造形魔導士か!!」
スピア「“天馬(ペガサス)”!!」
紅い薔薇の花びらから生まれた紅の天馬は“白竜”と相殺する。
2人は休むことなく造形魔法を連発する。
リオン「“大鷲”!!」
スピア「“妖精(フェアリー)”!!」
リオン「“大猿”!!」
スピア「“一角獣(ユニコーン)”!!」
リオン「“白虎”!!!」
スピア「“魔狼(フェンリル)”!」
リオン「“白竜”!!」
スピア「“翼少年(イカロス)”!!」
相殺する造形魔法の数々。
だが流れを終わらせたのはスピアだった。
スピア「換装!“火炎の杖”!」
リオン「なっ、換装だと!?」
スピア「“ホーリーフレア”!!」
吹き飛ばされたリオン。
その首元に
スピア「ローズメイク“戦闘剣(バトルソード)”。」
<<ザクッ>>
4本の剣が刺さった。(首自体には刺さってませんのでご安心を)
スピア「勝負アリです。」
第3話 終わり