二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 薔薇の造形魔導士 【フェアリーテイル】 ( No.12 )
日時: 2010/12/05 12:43
名前: 薔薇結晶 (ID: FIlfPBYO)

第4話


数日後。

ジャミー(ジャーメイルです)「此処ですか…。」
キィラス「やたらとデカイな、このギルド。」
スピア「…妖精の尻尾(フェアリーテイル)…。」

??「おぉ、よく来たな…!」
スピア「マスターマカロフ、お久しぶりです。」
マカロフ「親父さんは元気かな?」
スピア「えぇ、もちろんです。」

ジャミー「あの方が聖十大魔導の…!!」
キィラス「マスターマカロフ…!!」

2人はマカロフに衝撃を受けている様子。
オーラが違うのだ。

マカロフ「さて、早速本題に入るか。」
スピア「そうですね…。相手はどうしましょうか。」
キィラス「妖精の尻尾と蛇姫の鱗の合同練習って事でマスターに言われてきたんだけど?」
マカロフ「その通りじゃ。」

ジャミー「私からでいいですか?」

ジャーメイルが名乗り出た。

マカロフ「おぉ、誰を希望するかの?」
ジャミー「シェリーの話では星霊魔導士が居るって聞いたんですけど…。確か、ルーシィさん。」
ルーシィ「あっ、アタシ!?」
ジャミー「お手合わせ願います。」

お辞儀をするジャーメイル。
かなり深々と。

ルーシィ「わ、分かった…。」


と、言う事で。

マカロフ「では、ルーシィVSジャーメイルの対戦を始める!」

ルーシィ「先手必勝!開け、金牛宮の扉!!『タウロス』!!」
ジャミー「あら…黄道十二門…。」
ルーシィ「行けっ!!」

タウロスはジャーメイルに向かって斧を振り下ろす。
だが、ジャーメイルはひらりと宙を舞ってかわして見せた。

ジャミー「開け、兎座の扉。『レプス』!」

レプス「…よぉ、タウロス。」
タウロス「レプス…!!」

ジャミー「軽く…よ?お願い。」
レプス「承知…!!」

<<タンッ>>
と、軽い跳躍。
レプスはタウロスの上空に軽々と行ってみせる。

レプス「…裁きを!“ラビットスクエア”!!」

タウロスの足元に四角の魔法陣。
その魔法陣は輝き始めた。
 そして——————

「MO———————っっ!!」

と、タウロスの叫び(?)が聞こえた。

ルーシィ「タウロスが…っ!!」
ジャミー「さぁ、始めましょう!」
ルーシィ「開け、巨蟹宮の扉!『キャンサー』!!」
レプス「へぇ、キャンサーか。巨人に踏まれて終わった哀れな生き物…!」
キャンサー「うるさいエビ。」
レプス「お前も見苦しいよ、甲殻類如きが。」

キャンサーとレプスの攻防が始まる。
レプスは跳躍でキャンサーのハサミをかわす。
そしてステッキを取り出す。

レプス「“マジカリア”!!」

<<ボンッ>>
 と、煙が。
煙はキャンサーを包み込んだ。

そして…キャンサーが消えた。

ルーシィ「嘘っ、何で!?」
レプス「遊び相手が居ないと面白くないから早く星霊出してよ。」
ルーシィ「もうっ!!開け、獅子宮の扉!『ロキ』!!」
レプス「ロキ??『レオ』だろ?…しかも。」
ジャミー「そうね、レプス。戻って。」
レプス「承知っ。」
ジャミー「開け、小獅子座の扉!『レオナ』!!」

ロキ「レオナ…!!」
レオナ「うわっ、レオじゃん!!あたしコイツ大っっ嫌い!!」

ロキ「…ハンナ!!」


第4話 終わり!