二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: †*+D.Gray-man+*†小説(オリキャラ募集中。 ( No.110 )
日時: 2010/12/10 20:48
名前: 夢樹 ◆gWxiCijqf6 (ID: 4BMrUCe7)
参照: (*^∀^*)<Hello♪

第十二唄 十消失記憶__同調消失 Ⅰ十


「千年公ぅ〜♪」「おや、ロードどうしたのですカ?」

ロードと呼ばれた少女は、太った紳士に飛びついた。


「あの仔、捕ってくるの失敗しちゃったの〜?」「そのようですネ」

「あっちは巧く行きそうだってティッキーが言ってたよ〜♪」

千年公はため息をついた。

「でも、こちらはAKUMA達のおかげデ、記憶を忘却してしまったようですネ♪」
「それって記憶喪失?」
ロードは問いかける。

「はい、どちらも

        ____早くしないといけませんネ」

        * * *

ルイその頃、婦長に叱咤を受けていた。




____モウ物語ガウゴイテイル事モシラズニ。

    ____自分ガオオキナ渦ニ巻キ込マレテイル事ニ、気ガツカズニ。

「まったくもう!!そんな怪我をしているのだから大人しくお休みなさい!!」「す、すみません…」

布団をかけてもらい、ベッドにはいった。
暖かかった。

「あ、あの…?」「何かしら?」「此処は何処でしょうか?」
そう問うと、婦長は笑顔で答えた。

        「此処は、黒の教団よ」

        * * *

その後しばらく寝ていた。
流石に体が限界だったらしい。 くたくたである。

何時間寝ただろうか、声がした。

自分に呼びかけている。 女の人?
「ルイちゃん、起きて…」

目をあけると、其処には女の人が立っていた。
「ん…?」

眠い目をこすりながら、呼びかけにこたえた。
「あ、初めまして。私はリナリー・リーよ。 よろしくね、ルイちゃん」 「よ、よろしく…」

笑顔の似合う人だな、と思った。

「あ、兄さんが呼んでいるから一緒にきてくれない?」「は、はぁ…」

          * * *

「ハロー ルイちゃん♪」

長身に白いベレー帽が目立つ、男が立っていた。

「こ、こんにちは…」
やたらテンションが高い。

「とにかく元気になってよかったよ〜 ホント最近の医療て進歩してるよね♪」
「ところで 今からあるところへ言ってもらおう」

コムイの顔が変わった。

さっきの態度を裏に返したように。

「あるところ…?」

「あぁ、いけば解るさ」