第四唄 十川の畔にて十「あぁぁ、綺麗さ〜」澄んだ空気。見渡す限りの自然。ここは町外れの小さな小さな村__ 貧しいながらも、幸せに満ちた村だった__今までは。つい3週間程前から、村の人々はおろか、外から来た者達も帰ってこなくなっている。「しかし探索部隊はどこに消えてしまったんでしょうね」「まったくさ」