二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: †*+D.Gray-man+*†小説 ( No.79 )
日時: 2010/12/04 13:48
名前: 夢樹 ◆gWxiCijqf6 (ID: 7hab4OUo)
参照: (;*^∀^*)<名前変えようかな・・・・

第九唄 十ウイルス反応 無十

____痛い。

    ____熱い。

爆風によって道の脇の野原に放り出されたらしい。

腹部には激痛が走る。

(撃た、れた・・・)

意識もだんだん曖昧になる。

目を開けているのが、辛い。

さっきの人が走ってくるのが、ゆがんで見えた。

____あの人たちは

    ____なんだったっけ?

____そして

           私ハ____


         * * *

襲ってきたのはレベル1と3の群れ。

撃ってきたのはどうやら1らしい。

AKUMAをラビに任せ、アレンは走る。

「あーあ、拉致ろうと思ってたのに」
けたけたと3は笑う。

「拉致る?! それはどういうことさ!!」
レベル1の群れを次々撃破しながら、予想もしていなかった言葉に驚いた。

「アノ人、イヤ・・・伯爵様ノ命令サ・・」 「!!」

ラビは火判を下した。

         * * *

息せき切って走った。

後ろではラビがAKUMAを倒す、音がした。

少女の元へ近寄る。

もう少女に意識はない。

そばに転がる、AKUMAから打ち出された薬莢。

「まさ・・か・・」

____少女が、蝕まれていく。

    ____AKUMAの、ウイルスに。

ペンタクルが浮き出る。

それは生物が破壊される証。

もう助からない。

あきらめかけた、その時。

「ペンタクルが消えていく____!!」