二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン   花ことば ( No.28 )
日時: 2010/11/30 19:50
名前: レモンティー (ID: AHLqKRWO)

暇って凄いのね笑

5話 チューリップ

今日はマーク君と遊びに。
お気に入りのスカートを着て、玄関で待つ。

数分するとインターホンが鳴り、ドアを開ける。

「や!そのスカート可愛いね。」

「あ、ありがとう//」

「じゃあ公園行く?」

「うん!」

車椅子を押してもらい、お母さんに伝える。

クスクス笑うお母さん。

恥ずかしい・・・。

話題が無い私達。
無言で公園に着いた。

早速ボールを蹴るマーク君。

私も足が使えたら・・・。

この足じゃマーク君とサッカー出来ないよ。

「珠香、つまんないだろ?ごめんな。」

「あ、いいの。私は見てる方が楽しいから・・・。」

白と黒のボールを見る。

悲しい目はきっとマーク君は気付いてる。
こんな足になった自分に腹が立つ。

「やっぱ見てるだけじゃ面白くないよ。」

気を利かしてくれたマーク君。
やっぱり私って邪魔なのかな・・・?

「良い所に連れてってあげる。」

車椅子を押され、見知らぬ所に連れてかれる。

目をつむっててと言われたので目をつむる。

「いいよ。」

目を開けると一面に広がる赤いチューリップ。

「姉さんから聞いたよ。赤いチューリップが好きなんでしょ?」

エメラルドグリーンが輝く。

マーク君、なんでこんな私に優しいんですか?

足が不自由だから?

「・・・ありがとう。」

本当は心の底から喜びたいのに喜べない。

まだマーク君の事を信じてないんだ、私。



5話終わり
なんですかこれ?