二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン   操り人形 オリ技募集! ( No.35 )
日時: 2010/11/25 21:31
名前: レモンティー (ID: DrxGkANi)

4話 捨て子

試合が始まろうとしていたが、肝心の詩音が居なかった。

円「詩音来てないな・・・。」
小「逃げたんじゃないか?」

翔「詩音は逃げてなんかない!」

急に大声を出した翔斗。
顔を真っ赤にし、ボールで顔を隠した。

椿「翔斗がごめんな。悪いが私からも言うが、詩音は逃げたんじゃない。私達の為にグラウンド整備をしているんだ。」

椿が校庭に指を指すと、詩音1人で校庭に積もった雪をどかしていた。

若「詩音ちゃんは凄いんだよ!私達がサッカーが出来るようにいつも綺麗にしてくれるんだ!」

笑顔で答えた若奈。
皆は詩音を見ると、申し訳なさそうな顔をした。

そして雪かきが終わった詩音は円堂達の所に来た。

詩「終わった。それじゃあ試合だな。」
円「よろしくな!俺達は絶対勝つ!」
詩「暑苦しいな。まぁ、悪くはない。」

試合が始まる前、円堂はある事を思い出した。



 『詩音ちゃんは捨て子なんだよ。』



校長が言った言葉。

人一倍頑張るのも、自分の為に迷惑をかけたくないから。

捨て子だから・・・。

円(詩音はきっと強いはずだ・・・。)

試合開始のホイッスルが鳴った。

そして遠くには1人の少年が見ていた。

赤い髪、色白の肌、エメラルドの目。

?「これから、仕事が増えるんだよ。」



 「S01、叶 詩音。」



4話終わり
駄目だ!泣