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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: (祝!参照800突破!)とんがりボウシと魔法のお店+*アーティスト魔法学校*+ ( No.60 )
- 日時: 2011/03/13 08:14
- 名前: ^ω^ (ID: 9Bqwph5S)
____広場____
「皆さん、これから話す事を落ち着いて聞いて下さい」
その後 校長先生は事情を説明した
「────と言うことです」
みんな驚きを隠せないようで辺りがざわつく
「あ、あの…」
「どうしました?」
「なぜ琴音は宣戦布告を?」
「実はアーティスト魔法学校とメロディア魔法学校は昔から仲が悪いのです。絵も音楽も同じアート…私は仲良くしたいと思っているのですがあちら側はそうは思って無いようで…」
知らなかった、そんな事があったなんて…
「魔法戦争のルールは単純、学校のはたを先に取ったら勝ち、そして勝った方が負けた方に一つ言う事を聞いて貰うと言うことです。おそらくメロディア魔法学校はアーティスト魔法学校を奪うつもりでしょう…それにメロディア魔法学校の方が人数は上回っています」
「「「「!?」」」」
そんな…じゃぁ負けたら魔法学校が相手の物になるってこと? そんなの嫌だ…
「バカ音のくせに良い度胸じゃない…」
ベルが黒い笑みを浮かべている
「あれ?ノゾミは?」
「そこに居るけど」
ジュンの指差す方を見るとノゾミが影でうずくまっているのが見えた
「…」
その姿はとても怯えている様に見えた
「どうしたの?」
そう聞くとノゾミは聞こえるか聞こえないかという位の声で「怖い」と呟いた
「怖がるのは仕方ない、それに大きな戦力に攻められる恐ろしさはノゾミが一番わかってるからな…」
「それっていったい…」
「…ノゾミ、話しても大丈夫か?」
ノゾミが小さく頷くとソウヤは話し始めた
「この魔法学校に来る前の学校で、ノゾミは虐めを受けていたんだ。成績も運動神経も良くて誰にでも優しかった…でもそのせいで他の生徒が嫉妬して虐めを受けていたんだ…」
「でもソウヤ君が助けてくれた…その後扉が現れてこの学校に来たんです…」
そんな過去があったんだ………
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