二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: (祝!参照800突破!)とんがりボウシと魔法のお店+*アーティスト魔法学校*+ ( No.62 )
日時: 2011/04/23 10:32
名前: ^ω^ (ID: Fa1GbuJU)
参照: スランプだおっおっおw

「昔の事は忘れちゃえばいいじゃない、昔の事を悔やんだって何も変わらないのよ」
「!!」
ベルの声でノゾミは少しビクッと肩を震わせたが次第に震えが小さくなっていった
「…そうですね..いま悔やんでも変わりませんね」


〜作戦会議〜

「私は攻めにいくわ、ノゾミははたの目の前での防御ぼうぎょをたのむわね」
「はい!」
「ソウヤとジュンは偵察ていさつを、ケイは防御でたのむわ」
「あぁ」
「わかった」
「ほ〜い」
「私は…「リリーは攻めで行くわよ」
え?私が攻め?
「いい?」
「う、うん」


-翌日-

辺りで生徒が戦っている、早くも怪我人がでていた。
そう、本当に始まってしまったのだ…

†ベル視点†

戦い始めてからどれ位たっただろうか
数えている訳ではないがメロディア魔法学校の生徒の3分の1は仕留しとめただろう
昔死神から奪った剣の能力を抑えるのも大変になってきた。
下手すれば一降りで10人は殺してしまうだろう
「しかし、いつになったら終わるのかしら…」
そんな事をつぶやいていると後ろに気配を感じた。
風の様に素早く後ろから何かが攻撃してきた
「やはりかわされたでござるか」
振り返るとそこには鬼助がいた。
いつに無く真剣な目つきで____
「…あんただったのね」
「ベル様…今回ばかりは貴方あなたをお守りできませぬ……」
「そんなことわかってるわ…それじゃぁ…」

「「覚悟かくご!!」」


†ノゾミ視点†

旗を取りに来る生徒達をただひたすら倒していく事を繰り返して何時間たったのかわからない、只々ただただ同じ事を繰り返す。
大型の学校ということは聞いていたけどこれほどの量とまでは思ってませんでした。
そばに居るケイさんも疲れてきているようで…
「ケイさん…大丈夫ですか…?」
「だ…大丈夫…」
とてもそうは見えませんが、この戦場で休む場など存在しません。
どうすればよいのでしょうか…

「この程度で疲れておるのか?」
「修行が足りんようだな」
そこに現れたのはメロディア魔法学校トップ3の二人、確か名前は真月と琴音…
二人共血が着いて居ますが恐らくその血は自分の血では無くアーティスト魔法学校の生徒を切り、返り血を浴びたのでしょう
「その後ろの旗を渡して貰おうか」
と、真月さんが刀を構える
「それは出来ません」
「ならば…」
奪うまでじゃ。と琴音さんが言い捨て長刀を風を切るようになんども切りつける
私は旗を守りながら魔法の杖で攻撃を防ぐ……と言うかそれだけで精一杯の状況になっている
「…っ」
ほおに少し傷がつく
そして琴音さんが長刀で狙ったのは
「!!」
…心臓だった。
終わった。と見ていたケイさんと真月さんも心で呟いた…. が。
「…ぇ?」
長刀の刃は付けていたペンダントに刺さりペンダントから光が放たれた


硬く閉じたまぶた開き、辺りを見回すと二人は倒れていてケイさんは無事…むしろ回復している様で、何がおきたのか把握はあく出来ない。
横たわる二人はまだ脈があり私は胸を撫で下ろした。
校長先生はメロディア魔法学校を『敵』では無く『仲間』としてみているのです。殺めてはいけませんか
ら…
昔から付けていたペンダント…私の記憶がある時にはすでに付けていた。
…私にあげた人が助けてくれたのかな…
「リリーさん達、大丈夫でしょうか…」
「大丈夫だよ、きっと…否、絶対。」

†ベル視点†

カン__カキン___

そんな音が鳴り響く
剣のコントロール難しくなってきて弱い力しか出せなくなってきた。
少しコントロールを間違えたら殺してしまいそうだ。
もう、これ以上の十字架を背負うのは御免よ。
「ベル様…手加減をしているようでござるな、このままでは殺られてしまうでござるよ?」
「!」
かすり傷がどんどん増えていく、このままでは負けてしまう
減ってきた体力を振り絞り能力を少し抑えながら剣を振った
「─────ッ」
…しまった…
剣の能力を抑えきれず鬼助にの腹部に当たり黒い服に赤い血が染みている

夜空に咲く赤い紅い 華のように──────・・・

「死んでない…?」
脈はわずかにあるがかなりの重傷ですぐに手当をする必要があったが現在いまはそんなことは出来なかった

「ゴメン…」
そう言い捨て旗の方に走っていった。


†リリー視点†

私は旗の近くに来てる。
でも取りにいけない、恐いから…
ケイの方がよっぽど勇気があるだろう

そんなことを思っていながら敵と戦っていると走って来たのはベルだった
「リリー大丈夫?」
「う、うん」
とても大丈夫では無いが返り血を浴びているベルはよっぽどの激闘だったんだろう

ざわざわとした音が大きくなっている
気が付けば周りは敵で囲まれていた
「かかれーっ!!!」
その一言でみんなが私とベルに突っ込んでくる
私はそれをかわす事しか出来なかった










───────・・・

気がついたら私は病院にいた