二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: [銀魂] 、*恋々━━・・+ [学園] ( No.34 )
日時: 2010/12/10 21:42
名前: 紫陽花 (ID: xrNhe4A.)

「…やっぱりな、」
「あれーれ?…分かってたの?としくん??」
「先生、分かんない方が可笑しいですぜ?」
「まじで?!バレバレ!?」

「少なくとも

       "俺等"   は一目で分かった」




「まじでー?まいっちゃうなあー」

銀ちゃんと
茶髪ボーイと
黒髪さんが話し始める

衝撃の事実…
てか衝撃の行動に固まってしまった私を抜かして—





11* 





ちょっと待って
  意味分かんない。

私が女だって分かんない様に男装させたのに
何で銀ちゃんは簡単に私が女だって事言ってるわけ!?



「れん…」

混乱していると耳元で銀ちゃんの声が聞こえた
…如何やら"こしょこしょ話"状態のようだ
銀ちゃんの顔が直ぐ横にある

「?」

「心配すんな、

 こいつらは御前が女だって簡単にバラすような奴らじゃねーからよ」

「………(嘘らしー)」


「げ!なにその顔、信じてないでしょ!?
 ってか第一…すぐ他の奴らに言っちまいそうな奴らに  

 大切な大切な恋ちゃんのこと簡単にいうかってのー」



そう言われると恥ずかしいけど…
銀ちゃんがもし、私のこと大切に思ってくれてるんなら
確かに口が軽そうな人にホイホイ私のこと言わないか……


「分かった、銀ちゃんのこと信じるよ」


今度は
私が銀ちゃんの耳元で小さく呟いた
声は聞こえるか聞こえないか位の小さな小さな声だったけど

銀ちゃんは満面の笑みだった



「…って訳で、土方と沖田
   ………まあ、その他もろもろもだけど——

七瀬恋の秘密を知ったところで
 "御前ら"に銀八せんせーから仕事がある!」



「「?」」





「御前ら、



   " 超 能 力 者 達 "




               は、七瀬恋とその秘密を"全力"で守ること━」




へ?

え?



あえ????



わっついずでぃす?
ちょーのーりょくしゃ??



兆悩緑車?

いやいやいや、



ちょうのうりょく者!?

超能力者!?









「え?ちょっと待って、超能力者?
       だれが?どれが?あれが?」


「そそ、超能力者、

   そこに居る茶髪の沖田と黒髪の土方が」


そこに居る

    茶髪の沖田…



「そーですぜ」



と、
黒髪の土方


「…んだよ、悪ィかよ」




HAHAHAHA☆
      ………まじでか、





ふいに入ってきた風が
さっきと同じように私を通り過ぎる


風は又もや私の髪を弄ぶが
今度は頭を抑えなかった、





その代わりにとある言葉が脳裏によぎる




(━━この学園の言い伝え知ってる?)


 
        (んーっとね、この学園には━━…)







(━━…超能力者が集うといわれているんだよ、)






さっきチャイムに掻き消された声が
        今、聞こえた気がした…