二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 鋼の錬金術師 〜碧眼ノ鳥〜 ( No.4 )
日時: 2010/11/27 10:25
名前: 夕影 ◆6ShkNKtZzs (ID: RROsmwWi)
参照: 映画……嘆きの丘(ミロス)の聖なる星…見たい!!

   〜一章 鳥籠〜  *1話 ランディア家*


「で…コイツ、一体何なんだ……?」
「そう言われてもね……と言うか兄さん「ランディア家」って言う家、探さなくちゃいけないんでしょ?」
「まぁな。コイツをどうする?」

 しばらくの間沈黙が落ちた。
 少年—エドワードと鎧—アルフォンスは話しあった結果、とりあえずこの少女を背負って町を歩くと言う事になった。


「にしても……ランディア家ってどこだよ…」
「聞き込みするしかないじゃんか」

 エドワードとアルフォンスは、ジーランスの町に入ると、聞き込みを開始した。
 まずは花屋の主人からだ。


「すいませーん。ここら辺に、ランディア家って言う家ありますか?」
「ランディア家? はて、知らないねぇ……」
「あ、そうですか」

 次々と聞き込みをしていく物の、どこのだれもがランディア家を知らなかった。
 エドワードはついに爆発した。


「なーーっ!! なんで誰もランディア家をしらねーんだよ!! ちょっとくらい知っててもよくねぇか!?」
「そうだねぇ……一回大佐さんに電話して、聞いてみたら?」
「そうする……。あんのクソ大佐……騙したんじゃねぇだろうな……」


 大佐、と言うのは、彼らの上司のロイ・マスタングの事である。
 焔の錬金術師の資格を持つ、女達にもてもての人物だ。黒い髪に黒い瞳。エドワードにとっては嫌み上司である。

 エドワードは一体何者と? 彼は、史上最少…間違えた。
 「史上最年少」国家錬金術師、「鋼の錬金術師」なのである。

「あ、クソ大佐?」
『クソ大佐とは何だね。上司に向かってもっと言葉を慎まんか。……で、用件は?』


 この人物がロイ・マスタングである。
 エドワードもひきつりながら、電話を片手に話しはじめた。 

「ここの町の人にランディア家ってどこだって聞いても、誰も知らなかったんだけど?」
『何? そんな事はないはずだが……あの殺し屋の家は…』
「は? なんか言ったか?」
『否。何でもない。とにかく、頑張って見つけ出してくれ。一人、中央に連れて来てくれるだけで良い。それではな。…あぁ、そうだ。ジーランスの町は人込みが多いと聞いた。迷子になるなよ? は・が・ね・の』


 ブチッと切られた電話を、エドワードは見つめた。
 次の瞬間、エドワードの額に青筋が浮かんだ。電話を勢いよく電話機に投げつける。

「あんのクソ大佐がーーっっ!!」


 エドワードの叫び声は、いつまでも響いていたという。

     *  *  *

  *-次回-*

ランディア家の情報はあまりにも掴めず、苦戦する2人。
だがそんな時、ランディア家を知っているという女性が現れて…。

「ちなみにその子、ランディア家の子よ」

   *2話 その女性は* に続く。。


   >>無幻様

そうですね。そう言うあれです^^;
い、いいですね!!私なんぞ…私なんぞ…(orz
お金もないです…ショボーン..._φ(・ω・` )次回の更新はいつになる事やら…;
コメントありがとうございました☆