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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 稲妻短編 〔桜色恋心〕 ( No.170 )
- 日時: 2011/04/03 15:36
- 名前: アーシェ ◆v8jLrTsMs. (ID: gyX.9WMH)
イノセンス(私に罪は無い)
「私に罪はないんです」
少女はまっすぐ彼を見つめた。これは自分で決めたこと
だから他人に何を言われてもまっすぐ歩いていく
それが私の行き方だから、悔いはない-------はずなのに
なぜが罪悪感が押し寄せてきた
確かに私は仲間を裏切ったも同然のことをしている
でもコレは仲間たちのためだ仲間達の為にやった罪だ
違う罪じゃない!自分に言い聞かせる
目の前の彼はただかなしげにみつめるだけだった
でもやっぱりあの頃の思い出が迫ってきてつらかった
私を助けてくれた仲間のところに戻りたかった
そんなの許してくれるだろうか----チームから離脱した私を
それが怖かった、もどったらどうなるかこわかった
「私に罪はあるの?わかんないんです・・・自分がわからない」
本当に分からなかった
私は何を迷っているのか分からなかった
私は必要な情報を集めてきた--エイリア学園にかてる情報を
でも、私はみんなに会うのが怖い、こわい・・・
どうすればいいんだろう?
「お前に罪はない、みんなに事情を話せばいい」
こんな優しい言葉をかけてくる彼が信じられなかった
みんなほんとうにゆるしてくれるのかな・・・こわかった
けれど君は綺麗に微笑んでこういうんだ
「仲間なんだから・・だいじょうぶだ」
-------覚めないイノセンス
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