二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻短編  〔桜色恋心〕  ( No.182 )
日時: 2011/05/04 21:23
名前: アーシェ ◆v8jLrTsMs. (ID: gyX.9WMH)
参照: 吹奏楽部は忙しい・・

雪兎


「ほら-------できたよ」


ちょこんと手に乗った雪兎
その手はビックリするほど赤くてしもやけになっていた
よっぽど長い時間つくっていたのだろう
何だソンだけかよ、と晴矢がいった。その瞬間少女は顔をしかめた
ヒロトがそんな事ないよね?と笑顔でいった
----------晴君にはわからなくていいもん
風介がお前は暑苦しいと皮肉交じりに呟いた、ま、それは正論なわけで
寒いからと言って外に連れてくるのに時間がかかったのだ
それは勿論ケンカの火種になるわけで
その間にかぐやはなにかをつくっていた

「まったくだね?------あのふたりは」
「ねぇ・・おねえちゃんよろこんでくれるかなぁ?」

雪兎と器用なことに姉さんのゆきだるままでついていた
喜んでくれるよ!そう言って姉さんのとこにかぐやは持っていった
帰ってくると嬉しそうに笑顔にして帰ってきた
でもふたりのけんかを見てちょっとしかめっ面になって二人のとこへ歩いていった

「風君、晴君やめようよ・・・」
「「「うるさい!/うるせぇ!」」」

その言葉にイラッと来たのか足元にあった雪を投げつけた
----------なにすんだよ!かぐや!
頭冷やしたほうがいいんじゃないかと思ったから
全くコレが容赦ない・・・・

「笑ってんじゃねぇよ!ヒロト」
「・・・だったらそーれ!」

雪合戦を始めたのだった

(二人ともゴメンねコレが私にできる全ての事)