二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 稲妻短編【時の流れ】リクスト ( No.52 )
日時: 2011/02/17 16:29
名前: ルナ (ID: gyX.9WMH)

君さえいればそれでいい

私は、サクラ!やっとフィディオが休日がとれたからまぁ・・言いづらいけどデート中・・
最近全然会えなかったから会えたのはいいけど・・なんとなく先に早足で行っているフィディオの背中を見ると寂しくなってくる・・もうすこしはなしてくれたっていいじゃん・ちょットがっかりしながらもフィディオについていった
————————当の本人は恥ずかしくて早足になっていたのに



とりあえずベンチに座って話をした・・チームの事そういうたわいもない話を・・もうちょっとたまにはサッカー意外の事を話してよ・・顔には出してなくて心でそう思っていた
それにしても・・暑い・・太陽の光が降り注いでいる針みたいにやっぱり帽子かぶってくればよかったなぁ・・冷たいものが欲しいよ。
そう思っているとフィディオは見透かしたようにこういった

「アイス買ってくるよ!・・ここでまっててくれるかな?」



フィディオが行ってからずっとまっていた
こんな暑い日にはやっぱり多いんだろうな・・そう思っていると前に人影・・怪しい不良の人たちだろうか・・非常にやばい状態になってきた・・だ・・だれか・・

「君一人?・・俺達と遊びに行こうよ」

「い・・・いやです!や・・やめてください!」

「小娘が・・生意気な口を聞くな!」

男が腕を振り上げた・・嫌な予感がする・・周りを見渡しても人影ナシ・・だれかみていないのかな助けを求めても誰もいないので意味はない
振り下ろされた腕が落ちてくる!・・そう思って目を瞑った・・あれ?いたくない
目を開けるとそこには倒れている男の人がいた・・その人は私を見て・・いや性格には私の後ろを見て逃げた
なんだろう・・そう思って振り向くとそこにはフィディオがいた・・まさか・・

「フィディオが助けてくれたの?」

そういうとフィディオは顔を赤くしてからそっぽを向いた・・だったら図星という事になる・・でもフィディオそんなに強かったっけ?・・まぁ私を助けてくれたわけでお礼を言わないわけには行かず・・

「フィディオ、・・・・・ありがと!!!」

そういうとまたまた顔を赤くしてこういった

「別にいいんだ・・サクラはか・・彼女だし」

自分で言って言葉にすッゴク顔を赤くして・・鈍感な私はやっと気付いた・・照れていただけだという事を・・なんか勘違いしていた自分が情けなくなる・・そりゃあそうだ・・てれるよねやっぱり自分だったらそうだろう・・でも寂しかった事に変わりはないだけで悲しくなってきてふと目頭が熱くなった・・ヤバイないちゃう・・でも待てよ・・泣いたらフィディオは・・

「サ・・サクラ!?どうしたの・・!?」

フィディオは急に焦っておろおろしながら私の顔を覗いた・・心配そうな顔が目の前にあった・・その瞬間私は飛びついた心にあった思いをぶちまけながら色々溢れてきてとまらなかった・・まぁいまの状態はフィディオの顔の横に私の顔がある状態なわけだが

「すッごく寂しかったんだよ!?なのにあったらサッカーサッカー・・自覚してよね!」

「エ・・!?後、ごめん!分かったよ・・サクラごめんね!?おねがいだからなきやん・・!?」

私の唇がフィディオの耳から離れた・・フィディオは目をぱちくりしてやっと何を囁かれたのか理解すると頬を赤くして私を見た

「しかえし♪ってことで!」

そういうとフィディオは、参ったなという顔をしていった・・顔を赤くして照れ笑いをしながら

「…サクラこういう悪戯だったらいつでもいいよ」

悪戯?・・私はそういう事を伝えたくて言ったんじゃないよ

———別は私はあなたがいればそれでいいんだから

(別にサクラの気持ちは分かって言ってるだけだし)
(私の気持ち届いたかなぁ・・)