二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.10 )
日時: 2010/12/05 19:56
名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)

第4章 あの人登場







戦国時代から南北朝時代まで飛ばされた、前田慶次、長曾我部元親、毛利元就は、今後どうするかをまだ話し合っていた。






慶次「俺らが飛んで来た場所にずっといるってのは?」

元就「戻るのに何年かかるのだ。」


元親「じゃあ、こっから俺の機械で戦国まで戻るってーのは?」

元就「その機械は今あるのか?あったとしても戻ることは不可能であろう。」


元親「じゃあどうすんだよ。」

元就「それを今考えているのであろう。」

慶次「でも・・・・・無理だよなぁ・・・。」

元就「確かに、我ももう諦めがついてきた。」

元親「おっおい!俺はいつまでもこんな所にいるのはごめんだぜ!」

元就「しかし、戻る方法が全く見つからん。どうしようもないであろう。」



慶次「・・・とりあえず、なんかやろうよ。なんかいいコトしたら、戻してくれるかもしれないしさ。」

元就「どの道ここに一生いるわけにはいくまい。そうするか。」

慶次「あ、南北朝時代は二人がなんか争ってたよな。」

元親「足利尊氏と後醍醐天皇だが、それがどうかしたのか?」


慶次「その争いを止めるんだ。俺たちで。」

元就「何を訳のわからないことを言っている。」

元親「そんなことしても意味ねぇし、俺達の身が危なくなるだろ。」

慶次「だからこそ、そう言ってるんだ。俺だって戻れなくなるのは嫌だからな。」

慶次「まだ希望はある。やる価値はあるだろ?」

元就「・・・。」


元親「仕方ねえ、やるか!」

慶次「よっしゃ、その返事を待ってたよ!」

元就「ならば何も言うことはない。二人のもとへ向かおうぞ。」










一方、江戸時代では・・・







幸村「う〜む、何も情報がつかめん。どうするか・・・。ん?」



騒ぎが起こっている。幸村はそこに行ってみた。



男A「金を払ねぇんなら、体で払ってもらうぜ!」

百姓「ひぃぃ!」


幸村「やめないか!」

男B「なんだぁ、てめぇは。」

幸村「貴殿らは、よってたかって一人の者を痛めつけるなどして、恥ずかしくはないのか!!」

男C「うるせえ!まずはてめぇにヤキを入れてやる!」




男Aが剣で斬りかかってきた。
が、避けられ幸村に反撃を食らい、ダウン。

男Bと男Cは左右から斬りかかったきた。
が、二槍で受け、回転斬りを食らい、ダウン。


まさに、瞬殺。



???「おぉ・・・・・!」




幸村「これに懲りたら、もうせぬことだ。」



幸村が戻ろうとすると、ある男が話しかけてきた



???「すまん、少し話がある!」

幸村「なんでござるか?」

坂本龍馬「わしは坂本龍馬。主に頼みがある。」


龍馬「以蔵を止めてほしい!」


幸村「以蔵・・・?」

龍馬「以前までわしの友だった以蔵の性格が、急に激変した。」

龍馬「誰かに操られたように人を斬り、悪魔のようになったぜよ!」

龍馬「以蔵は強い、でもさっきのあんたの強さなら、わしと二人で戦えば勝てるかもしれん!」

龍馬「頼む、助けてくれ!」

幸村「わかった、お助けいたそう!」

龍馬「本当か!ならば、こっちに来てくれ!」








幸村「政宗殿!」

政宗「おう、あんたも岡田以蔵のことを聞きつけたか!」

幸村「ああ。龍馬殿、某等は仲間を連れてくる!」

龍馬「わかった、先に行っているぞ!」

総司「俺も一緒に行く!」



龍馬と総司は先に以蔵のところに行った。
しかし、小十郎と佐助の姿が見当たらない。


政宗「くそ、あいつらどこまで行ってんだ!」

幸村「時間がない、某達だけで行こうぞ!」

政宗「そうするか。」








以蔵は神社の上にいるという。
政宗と幸村は階段を駆け抜ける。
上りきったところで、最悪な光景を目にした。