二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.13 )
- 日時: 2010/12/19 17:33
- 名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)
第七章 悪魔VS竜と虎
政宗「沖田ぁぁ!!」
幸村「龍馬殿!!」
沖田総司と坂本龍馬は血だらけで倒れていた。
いくつも斬られた跡が残っている。
総司「政宗・・・・逃げろ・・・!」
龍馬「ヤツは桁違いの強さだ・・・。二人だけじゃ勝ち目がねえ・・・!」
政宗と幸村が前を向くと、一人の男が立っていた。
男はドス黒いオーラを放っている。
政宗「あれが・・・・岡田以蔵・・・!!」
幸村「人斬りの以蔵と呼ばれたあの男と合間見えるとは・・・!」
岡田以蔵「人ヲ・・・斬ラセロ!!」
以蔵はものすごいスピードで向かってきた。
政宗「上等だぜ・・・!come on!!」
政宗は一刀を抜き、以蔵の刀を受けた。
政宗(コイツの刀、何か変だぞ・・・。)
幸村「政宗殿、呆けるな!」
以蔵は刀を戻し、素早く斬りつけた。
政宗は体勢を立て直し、バックステップで退いた。
政宗「チッ、早速一発もらっちまったぜ。」
幸村「あまり油断をなされるな!」
政宗「大丈夫だ。打ち込みは浅いし、ちょっと考え事してただけだ。」
すると以蔵は刀をかざした。
以蔵「血ノ刃・・・!!」
こう呟くと、以蔵が振った刀から大きい血の衝撃波が襲ってきた。
二人は紙一重で避けた。
政宗「あぶねー。」
幸村「あれは一体・・・!?」
総司「あれをヤツは血の刃と行っていた!人を斬った時に出る血を吸収し、衝撃波に返還させる!」
政宗「こりゃ迂闊に斬られる訳にはいかねぇな。」
幸村「よし、いくぞ政宗殿!」
総司「二人とも、無理をするな!ヤツは音速の機動力で襲ってくる!」
そう説明している暇もあらず、二人は超高速で斬られてしまった。
政宗「なんつー速さだ・・・!」
幸村「またあれが来る!」
以蔵の標的となったのは政宗。
幸村「政宗殿ぉぉー!」
以蔵「血ノ刃・・・!!」
誰もが政宗を諦めた、その時だった
総司「あれは・・・!」
竜は爪を広げた。
政宗は六爪で血の刃をかき消した。
龍馬「なんと・・・!」
幸村「あれが、政宗殿の真の姿でござる。」
政宗「本当のpartyはこっからだぜ!」
以蔵「笑ワセルナ・・・!!」
以蔵は斬りかかる。
政宗は左手の三爪で受け、右手の三爪で切り裂いた。
政宗「HA!そんなもんかよ!」
傷口から血が流れ出ている。
だが以蔵はそれに気づいていないかのように再び襲い掛かった。
政宗(こいつおかしいぞ・・・。あんなに血が出てるのに、痛そうな顔もしねぇ。)
幸村「スキありぃぃぃぃ!!」
幸村の槍が以蔵の背中を引き裂いた。
大量の血があふれ出る。
全員勝負は決まったと思っていた。
以蔵「・・・。」
以蔵は振り向きざまに幸村を斬った。
幸村「ぐぅぁっ!!」
政宗「幸村ぁ!!」
政宗「どうなってんだ!」
龍馬「こやつ・・・まさか死なない体が・・!?」
政宗「おい幸村、しっかりしろ!」
幸村「なんの・・・これしき!」
政宗「死なねぇ体だぁ?笑わせんじゃねぇ・・・。」
幸村「・・・政宗殿!あれをお見受けになられるか!」
政宗「Ah?」
政宗の目の先には、黒い玉があった。
政宗「なるほどな。あれを壊せばいいわけだ。」
幸村「しかし、あんなに速くては近づくこともできんぞ!」
政宗「2対1っていう状況をうまく使うぞ。」
政宗と幸村は挟み撃ちをした。
が、しゃがんで避けられ、二人とも回転斬りを受けた。
政宗「チィ!」
龍馬「あの二人・・・・連携できてないな。」
政宗「うっ、うるせぇ!さっきまでライバルだったんだよ!」
総司「しかしあれではヤツには勝てん・・・!」
政宗「・・・おい、幸村。」
幸村「なんでござるか?」
政宗「言いてぇ事がある。」