二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA 〜時を越えた闘い〜 ( No.4 )
- 日時: 2010/11/29 22:27
- 名前: YAMATO (ID: .62EDtJk)
第二章 行き先は
政宗「・・・。」
政宗「ん・・・。」
目が覚めたとき、政宗は天井を見つめていた。
そのまま数分間寝ぼけていると、今までのことを思い出した。
政宗「そ、そうだ、真田幸村!」
小十郎「・・・・・政宗様・・・?こ、ここは?」
政宗「わからねぇ。でも、部屋みたいだな。」
すると、部屋に何者かが入ってきた
???「お気づきになられましたか?」
政宗「ああ・・・ここはどこなんだ?」
???「どこって、寺田屋ですけど。」
政宗「寺田屋ってなんだ。何屋?」
???「宿屋ですけど・・・。」
???「てゆーか、ビックリしましたよ。お二人さんともう一組、なんか赤い人と忍者が4人で倒れてて。」
政宗「・・・・!」
政宗は部屋を飛び出した。
小十郎「政宗様!」
小十郎はそれを追いかける。
政宗が外に出たとき、見たこともない風景に出くわした。
いかにも平和ってかんじの、さっきまでいた場所とは大違いだ。
政宗「こんなとこ、あったか・・・?」
幸村「政宗殿!」
政宗「おう、起きたか。こんな平和そーな町、あったか?」
佐助「京都・・・じゃないみたいだね。」
小十郎「すまない、教えて欲しい事があるのだが・・・。」
おじいさん「なんじゃ?」
小十郎「ここはどこなんだ?」
おじいさん「どこって、土佐藩じゃが。」
政宗「なんだそりゃ?戦国時代に似合わねえ町だな。」
おじいさん「戦国時代?今は江戸時代じゃが。」
4人「・・・・え?」
おじいさん「最近の若いのは何も知らんのお。徳川家康殿が江戸幕府を作ったんじゃよ。」
政宗「あの坊主がかよ!?」
佐助「信じ難いけど・・・ようするに、タイムスリップしてきたってこと・・・?」
幸村「たいむすりっぷ・・・それは如何なる戦術にござるか!?」
佐助「そうじゃなくて、前の時代から今まで、飛んできちゃったってこと。」
政宗「Time slip・・・そいつは中々アメリカンだな。」
佐助「いや、意味わかんないって。」
長曾我部元親「タイムスリップぅ!?」
前田慶次「そ。タイムスリップ。」
毛利元就「それを我に信じろと・・・?」
慶次「色々聞き込んだんだけどさ(女の子中心に)、今は南北朝時代っていうらしいよ。」
元就「何?あの足利尊氏の北朝、後醍醐天皇の南朝が争った時代か。」
元親「いや、ご丁寧に解説ありがとうって言いたいところだが、信じていいのかよ?」
元就「周りを見渡せ。見たことがある景色か?今は信じるしかなかろう。」
慶次「つーか、なんでこの3人なんだ・・・?」
武田信玄「軍神よ。」
上杉謙信「なんです?甲斐の虎。」
信玄「ここは・・・どこじゃ。」
謙信「分かりませんねえ。私の美しき剣よ、分かりますか?」
かすが「分かりません・・・。」
戦国の武将達は、これから一体どうなる!?