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　　　＊混乱＊


カ「——————っぅ・・・・」



目をそっと開けた。







・・・・・見慣れない、天井・・・




横にある小窓からは、夕日が見えた。



体は、ズキズキと痛んでいた。


肩も、足も、




だけど少し、血がふかれていた。




—————ここは、どこですか————



そう、思ったのはコレで何回目だろう・・？



・・あの私を狙った男二人は、なんだったのだろう・・？



今考えてみれば、私のこと、『姫』っていってなかった・・？




それに、『私に欠けているもの』って、何・・？


向こう側にいた少女は、誰・・・？





いろんな不思議がいっきに押し寄せてきたような気分だった。























しばらく、その天井をまっすぐ見ながら考えていた。






『———大丈夫、あなたなら、きっとわかる———』




わかる・・？私に・・？





自分でジブンのことが分からないなんて、・・・・・・・・いままでは“わかっているつもり”だった。






だけど・・・・・・・・





もう、なにがなんだかわからないよ・・・・・・










『—————だって、あなたは・・・・・・　　　　　　　　　だから————』






最後に聞こえたあの言葉・・



だけど、・・・一部だけ聞こえなかった。




一番肝心なところ・・・・