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風「・・・お前、喋れるんだな・・」


・・・あ、そういえばこの人と一回も話したことなかったような・・・

カ「・・・・・・・」

風「・・まあいい・・。いろいろ聞きたいことがある。」


聞きたいこと・・？


あ・・・・やっぱあるよね・・。

あの状況だもんね・・・。


というか、不思議に思わないほうがおかしいだろ。


晴「なぁー風介・・・・・・・・・・・・って、ぇえ！？」

ドアのところで赤い髪の少年が声を上げた。


風「・・なんだ・・？」

晴「・・起きてるよ、そいつ！！何日寝てた！？」

風「・・約、一週間だ。」


カ「・・・・・」


一週間か・・・・。


だいたい予想はしていたけど・・





なぜなら、頬についた血や足から出ている血が固まっていたからだ。


風「おい、ヒロトを呼んで来い。」

晴「え？なんでだ？」

風「ためしたいことがある」