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　　　　　　　＊私の・・過去・・？＊

カ「・・・は？」



いま、なんと？


らいと・・・るあー・・？

聞いたことないぞ。


リ「ライトルアーダ国・・というのは、おもに『魔族』が有名ですね。その、『魔族』が住む国が三つありまして、一つがカノン・ティアラ様、つまりあなたが住む【光の国】、二つめがジュリア・クラウン様が住む【薔薇の国】、三つめがサクラ・カーライト様が住む【桜の国】です。で・・・・」

カ「ち、ちょっとストップ。」


さすがに混乱してきた。


今の私の気持ちをはっきり言うと、





ワケわかんない。




だ。

















カ「私の、本当の名前・・・・・・なんで知ってるの？・・・・それと、私が魔族だとでも？」



リ「姫様のことはよく知っております。・・・そうですね。姫様は、半分だけ・・人間・・・・・らしいですから、半分魔族ということになりますね。・・・・・そこらへんはよくわかりません。」


半分・・・・・・・・・・・？


ますますワケわかんない。


この子は、なんなの・・？




リ「私は・・・姫様たちにすくわれたものです。」


私の心を読んだかのように少女が答えた。


カ「たち・・？」

リ「まあ、続きを聞いていてください。」

そういうと、また話し始めた。