二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】炎と氷と心と体のアンバランス 夏休み編スタート! ( No.361 )
日時: 2011/01/05 21:37
名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
参照: http://www.youtube.com/watch?v


        *酸 性 雨*



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


空を見上げると、真っ黒な雲がもうすぐそこまで来ていた。



やばいな・・・。


カ「・・・・・・」



前にこの世界に来たとき、雨で体が溶けた。

いや、正確には焼けた。


あれは多分『酸性雨』だろう・・・。




リリアはまだそれを知らない・・。



雨が降り出す前に、どこかの建物に非難しないと・・・




ここから見渡す限り、くずれてない建物は・・・・・・・・・・・








・・・あった。


大きな二つのビルがつながっている建物・・。













——ポツ——ポツ——



カ「・・!!!」







———ザァァァ・・・———



ジュッ・・


風「っ!!手が・・焼けてる・・?」

カ「・・ここは危険だ。走るよ、あそこの建物までっ」





あぁ、やっぱり降り出した・・。



はやく、走らなきゃ、焼けちゃう・・。





あの時はお腹も減ってたし体力があまりなかったけど、今なら・・








ふと後ろを振り返る。


カ「あ・・」


風「はぁ・・はぁ・・・」



そうだった。



忘れてた。



ダメじゃん私。

私が早く走ったら絶対に追いつけないだろう。




さぁ、どうする?



出た決断はこうだ。





少し前に戻って、涼野風介の(←)後の襟のところをぐっと掴んだあと、少し放り投げて背中に乗せた。


風「うわっ!?」



カ「どっかに掴まってたほうがいいよ。あと、振り落とされないで」




うん、こっちのほうが安全だよね(?)


これなら早く走っても大丈夫。









あぁ、もうすぐ建物だ。








      一分後・・



なんで!?


そこまで見えてるのにたどり着かない!!




    さらに一分・・・








ようやく入り口が見えてきた。




・・・・って、でかっっ!!!





なんでたどり着かなかったかわかった。


この建物がでかすぎるんだよ。