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〜？？？にて〜


少年が歩き出す。

「やはり、封印しておくことは出来なかったわね」


振り返ると、黒い服、黒い髪の女の人がっていた。


「いくんでしょ？止めはしないわ。」


女の人は淡々と続ける。

「けれどあなたに次元を渡る力はないわ。」

少年は、少し睨むように女の人を見た。

「できるわ。私なら。一度きりだけれど・・・」


そういって、人差し指を顔の前でスゥッとやった。



すると、少年の足元に魔法陣がでた。


そして光りだす・・・・。



「・・・なぜだ・・・」

少年が問う。




「夢は・・・・終わらせなければ・・・・」



そう、小さくいった。








〜都庁の部屋にて〜


黒鋼「医者に・・いや、医者でいいのか？」



「・・治療で治るものではありません」


その声に反応し、黒鋼は剣を持った。



立っていたのは、紅色まんとの女の人だった。


この人は、食料を狩りに行かなかったのだろう。


「あなたたちは異世界、別の次元から来たんですね。」


黒鋼「・・・」