二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【イナイレ】炎と氷と心と体のアンバランス 夏休み編スタート! ( No.551 )
日時: 2011/01/10 16:40
名前: ユキナ (ID: R9wydAGD)
参照: http://www.youtube.com/watch?v

いーきーぬーき☆続

特別企画
『xxxHoLic劇場☆』

これは、本編でいうところの〝とある世界〟のお話です。

そう、出来事の始まりは、この日でした。


昼です。

雪は降り積もり、結構寒いです。

ここは願いを叶える店。

そして、今日もこの店の主と、客と、バイトが楽しく(?)会話で盛り上がっていました。

「ふぅー・・しっかし片付けても片付けても終わらないな・・」

この少年、高校生のバイトくんであります。

名前は四月一日君尋。(わたぬききみひろ)

いま、四月一日は、宝物庫の整理をしていました。

雪が降っていて、庭に者が出せないので、広い部屋の畳の上でやっているのです。

「いつも整理整頓ちゃんとしないから、年が明けても大変な思いをするんすよブツブツブツブツ・・・・」

服は白いエプロン、頭に白い三角筋、放棄を片手にその姿はまさに『掃除をしている人』です。

「ブツブツ・・・ねぇ、侑子さん聞いてますか!?」

四月一日が降り向いた先にいたのは、黒いぬいぐるm・・・っと失礼。

モコナという謎の生物。

と、着物姿の黒い髪の女性。

あと、小さな女の子二人。(一人は桃色の髪に天使っぽい服、もう一人は水色の髪に悪魔っぽい服。)

最後に、此処の客、そして居候者の少女。

「ん?べつに大変じゃないわよ。」

今、お猪口を手にもちながら言いました。
この人が侑子さんだ。

四月一日の雇い主でもあるんです。

「うん、全然大変じゃないぞ」

今のがモコナ。

小さいくせによくお酒を飲むんです。

「大変じゃなーい」
「大変じゃなーい」

いまのが女の子二人。

マルと、モロです。


ちなみに本名がマルダシとモロダシ。

本人たちは可愛いと言っているのだが、

・・・実際のところはどうなのだろう・・・。って感じです。

「真昼間っからなにしてるんすか!」

「何って、月が出たら月見酒。雪が降ったら雪見酒。よくいうでしょ?」

侑子さんは強度のお酒好きです。

「はいはい。言います。言いますとも!!はぁ〜・・・」

「あははは・・・・^^;」

苦笑いをしたのが、この店に居候している、真情カノン。

通称カノンです。

四月一日は放棄をおいて叩きにもちかえ、ものをパンパンしています。


「ったくー・・、何かと理由をでっち上げて飲むんだから・・・」

トンと、腕が、ある箱に当たりました。

茶色で大きめの箱です。

「ぉわっ」

ナイスキャッチです。

今危なかったですねー。

あとすこしで落ちるとこでした。


「侑子さんー。こんなもん見つかりましたけど・・。これ、なんすか?」

「あぁ〜そういえばそんなものもあったわね〜」

「あったな〜」

「懐かしいわね〜」

「あのころを思い出すよなぁ〜」

侑子さんとモコナが遠い目をしています。

そろそろ来ますよw

ツッコミがww

「って、遠い目をするなー!!」

ほらきた。

ツッコミ担当四月一日君です。

「中見ますよ?しょうもないもんだったら処分しますからね!」

と言いながら箱のふたを開けようとするんですが・・、

「別にいいけど、たぶん・・・」

「あれ・・・ふぬぬぬ・・・」

「無理無理、それは、ある条件がそろわないと開けられないのよ」

「「条件・・?」」

カノンも頭に『?』を浮かべたような顔になりました。


「それより、熱燗お変わり頂戴」

と、侑子さん。

「おかわり—」
「おかわり—」

「こっちは麦焼酎お湯割りなっ」

「お湯割りー」
「お湯割りー」

「焼酎は多めで、梅干し中に入れないで、別で持ってきて」

「あ、湯豆腐なんてどう?」

「つうか、まだ掃除の最中なんすよ、どんだけ人使い荒いんすか!」

「しょうがないでしょ?人生諦めがかんじんよ。・・じゃ、湯豆腐大至急おねがいね〜」

「んあぁぁぁー!!理不尽だぁぁー!!」

四月一日が頭を抱えながらいいました。

「・・・・・・・^^;」←かける言葉なし。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

続く☆