二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

*番外編* ( No.37 )
日時: 2010/12/29 18:50
名前: リンネ (ID: C4wHHg61)
参照: http://rinne-Lucifer

アレン達が任務に行ってる間の教団内のお話。

「てめえ、刻んでやるからそこに直れ。」
「黙って刻まれる馬鹿はいないよ、神田。」
神田と対等に言い合うのは、
女の子・・・の格好をしたレイだった。

こうなったのは一分前、レイがただ悪戯したいという理由だけで神田の足元に足を出し、転ばせたからである。

(あぁ・・・。アレンがいなくてもこの組み合わせがいたんだ・・・。)

アレンと神田の組み合わせより多く喧嘩した二人も、恒例となっていた。

「・・・また喧嘩?良くやるね、あの二人。」
「本当さ。」
ラビの横で毎回喧嘩を見てきたらしい少女が片肘をついて言った。
彼女の名はリディ=ウィンデルズ。
リナリーと仲がいい、優しい性格の子だ。

「そうそう、ラビ。リナリーは?」
「今、新しく来たエクソシストと、任務に向かってるさ。」
「へえ。新しいエクソシストはどんな子かなぁ。」
「俺が見た限りでは可愛い子だったさ〜。」
目を輝かせるラビ。
会話する二人の前で、神田とレイの喧嘩は続く。

「ユ〜ウ♪」
「なっ!?」
ユウの背中に見事なタックルがきめられた。
「アリス!!」
「レイ、ユウ傷つけないでよ♪」
レイを見て、開口一番そう言ったアリス。
「ええ〜?」
「ユウ、行こう♪」
ユウの腕を引っ張り、アリスは一緒に食堂から出て行った。

「結局、この組み合わせのとき、いつも解決するのはアリスなんさね。」
「・・・そうだね。」
リディとラビは二人揃って苦笑いをしていた。

アレンが任務でいなくても、変わる事ない黒の教団でした。



レイが悪戯好きという事を神田に使ってみたかっただけです。
利用してすいません。
オリキャラもまたまた登場です。
性格違ったらごめんなさい。