二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

*帰還*  ( No.39 )
日時: 2010/12/09 20:00
名前: リンネ (ID: wPjJqZdn)
参照: http://rinne-Lucifer

夢樹さん、二回ものアドバイス、有難うございます!
出来るだけ話を膨らませてみます。



地に降りれば、アレンがアクマを倒しておいてくれた。

「あれ?あの女の子は?」
後ろにいる藍歌という少女が周りを見回し、問いかけてきた。
「気にしないで下さい。」

「終わったよね?任務終了だよね?」
やっと続いて寝れる事を目を輝かせて語るリンネ。
「はいはい。そうですよ。」
まるで母親のようにアレンは頭を撫でた。

「じゃあ、帰ろう。・・・っと。」
リンネが歩いてきて手を差し出す。
「?」
「貴方も。どうせこの町居れないでしょう?」
リンネの言う事は間違っていない。

「うん。」
手を取り、返事をする。
「よし、列車についたらこの二人の紹介だよ。途中で寝たらごめんね〜。」
「その時は自分達で紹介しますよ。」
笑いながら、周りの状況を気にさせない様な話を続ける。 列車に乗るまでずっと。


「では、話してた通り自己紹介タイム〜!!はい、じゃあアレンから!!」
「えええ!?」
「私の気分から。だから、アレン。」
それって何か矛盾してませんか?と、文句を言っていたがすぐに笑って、
 
「アレン・ウォーカーです。アレンでいいですよ。」

「リナリー・リーです。自由に呼んでね。」

「もう知ってるだろうけど、リンネ。で、自己紹介どうぞ。」

「藍歌。まあ、よろしく?」
「何で「?」つくのよ〜。」
同じエクソシストという事もあってか、親しげな感じのリンネ。


「自己紹介終わったし、寝ていい?」
さっき目を輝かせ語っていただけあり、リナリーがいいよ、という前に寝てしまった。



「え〜と、藍歌さん。」
アレンが話しかけた。
「藍歌で良いよ。」
「じゃあ、藍歌。これから君が行く所は、黒の教団てとこで、まずコムイさんに挨拶。その後はもう、大体その人任せで良いから。」
「分かった。」
返事とともに藍歌が頷く。
その内、気持ちよさそうに眠るリンネを見ての影響だろう、藍歌も寝てしまった。




「藍歌っ。降りるよ〜。」

目の前の藍歌を揺らして起こす。
やがて、静かに目が開いた。

「ふああああ。ん?もう着いたんだ。」
「もうって・・・結構経ってるよ。」
「寝てると時間が短く感じるよね〜。」
リンネが同感の声を洩らす。


「降りよう。」





一応、藍歌ちゃん仲間入り編はここで終わりです。
これからは仲間としてじゃんじゃん登場・・・の、予定。

「”・・・”の後が余計だよ。」