PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: もう一つの獣の奏者 ( No.6 )
- 日時: 2010/12/09 21:50
- 名前: スズ ◆ixbyCx13Wk (ID: OWe0NuL4)
- 参照: ++プロローグ++
それは、ある晴れた日のことだった…。
その少女の瞳の色はキレイな緑で、瞳に好奇心の光を宿しており。
アクン・メチャイと呼ばれ、あまり良い思いをして来なかった彼女の小さなコレまでの人生を少しも感じさせなかった…。
そんな彼女、エリンの瞳の中に、今一人の少年が写っていた。
少年の名はイアル。
ある事情でセ・ザン(堅き盾)に入団した。
訓練の真っ只中、あまりの過酷さに耐え切れず抜け出してきたものの森の中で迷子となってしまっていた。そんな彼の少し疲れきっていた瞳にはエリンの姿が
写っている。
お互いに見つめあい、珍しい何かを見たように険しい表情をしていた…。
2人にとって、森の木々のざわめきも、小鳥の囀りさえ耳には入らず、ただただ目の前に居るお互いを見つめていた…。
PR