二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〔銀魂〕___雫ヲ流ス ( No.106 )
日時: 2011/02/11 10:50
名前: 瑠々 (ID: TV9sr51/)



第十四話 相変わらず


(小太郎・・・・?)

瑠璃の目に映ったもの・・・其れは、ずっと逢いたいと願っていた小太郎だった。瑠璃の目に涙が浮かんだ、其の時だった。

「ホアチャァァァァ!!!」

「ぐはァァァ!!!!」

ドガシャァァァンと言う爆発音と共に扉と小太郎が道に墜落した。
白いペンギンみたいな物体はカンペに『桂さんっ!?』と書いて、小太郎の方を見る。

「あの〜、ぎんと・・銀さん。今のは・・・?」

瑠璃は恐る恐る銀時を見る。銀時は「あー」とぼやきながら、

「何か変な事に巻き込まれそうだったから」

「何ですか。其の理由」

銀時の根拠の無い答えに瑠璃は呆れた。
責めて話を聞いてから行動に移った方が良いのでは無いかと。

「瑠璃もあんな奴に関わっちゃ駄目だよ〜」

そう言いながら銀時はリビングに戻ろうと後ろを振り向いた。
其の時・・・。

「あんな奴じゃない、桂だ」

「「あ。」」

いつもの決め台詞(?)のする方向を見る。其処には、頭から血を流す
小太郎が居た。瑠璃はチラリと銀時を見る。銀時の額には青筋が立っている。此の銀時の嫌がりようを見て瑠璃は思った。

小太郎、絶対前に銀時を変な事に巻き込んでる、と。

相変わらずの二人の様子を見て、瑠璃はハァと溜息を吐いた。