二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 〔銀魂〕___雫ヲ流ス ( No.18 )
日時: 2010/12/12 17:09
名前: 瑠々 (ID: 5YaOdPeQ)


第三話 少女の運命の歯車は、

そう、瑠璃の前に現れたのは会いたいと願っていた
晋助だった。

(・・晋、助・・・。生きて・・・・)

瞳から涙が溢れ出す。

あの日、あの時、離れ離れになってしまった。
もう会えないかと思っていた。
でも、今こうして会う事が出来た。

其れだけが嬉しくて、嬉しくて堪らなかった。

「・・もう一度聞く。俺と一緒にこねぇか?」

「・・・・来る」

一度離れ離れになってしまった。
でも、別の形で一緒に居られるのなら、


「・・・あなたと一緒に、行きます」



何処までも、何処までも、



着いて行きたい。



雪が降る十二月の夜、あたしは空に輝く
満月に誓った。



永遠に忘れる事の無い誓いを———・・・・。