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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 〔銀魂〕___雫ヲ流ス ( No.98 )
- 日時: 2011/01/30 11:04
- 名前: 瑠々 (ID: TV9sr51/)
第十三話 日が空のてっぺんに昇った時、
「「お早う御座いまーす」」
瑠璃と新八は万事屋の扉を開けると二人同時に声を発した。
でも、返事なし。其れ以前に部屋の中は真っ暗だ。
新八は溜息を吐きながら靴を揃え、上がった。
「瑠璃ちゃん、神楽ちゃん起こして来て」
「分かった」
そう返事すると、神楽の寝ている部屋の押入れを開けた。
「神楽、起きて」
「う〜、お早う瑠璃」
「お早う、神楽」
瑠璃は神楽と一緒にリビングへ向かった。
「あ、お早う。瑠璃」
「朱里お早う」
とっくの昔に起きていた朱里は、新八と一緒に銀時を起こしていた。
瑠璃は変なポーズをして寝ている銀時を見て、思わず吹いてしまった。
其の瞬間、銀時が飛び起きたのは言うまでも無い。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
日は空のてっぺんに昇り、お腹が鳴り出した時だった。
ピンポーンと言うチャイムの音がすると、瑠璃以外の皆の顔色が変わった。皆、一階のお登勢が家賃滞納に来たと思った。
何も知らない瑠璃は、玄関の方へ行く。
「ちょ、瑠璃ィィィィィ!!!!」
「るぅりぃちゃわはーんッ!!??」
朱里と銀時が止めたが、時既に遅し。瑠璃は扉を開けていた。
全員が終わった。そう思った。
瑠璃は扉を開けた瞬間、自分の目を疑った。
扉を開けた先には、白いペンギンみたいな異性物が居たのだ。
すると、其の異性物の横から一人の男の人が顔を出した。
「あのぉ、すいません。銀時君いますか・・・ん?」
(小太郎・・・・?)
其処には、逢いたいと願っていた桂小太郎が居た。
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