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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜光の少年 闇の少女〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/12/12 10:34
- 名前: レモンティー (ID: AHLqKRWO)
何かテンションアゲ↑↑
1話 切れたはずの糸
学校が終わった。
廊下では楽しそうに帰る女子達。
部活に行く男子達。
早く行ってくれないかな〜?
私は人ごみが嫌いだ。
よく分からないが胸がムカムカする。
気持ち悪くなる。
机から本を出し、人ごみが無くなる事を祈る。
帰る時はいつもそうしてる。
そして、廊下からあまり雑音が聞こえなくなった。
「そろそろ帰ろうかな?」
鞄を持ち、帰ろうとした。
すると、ドアの前に数人の女子達が邪魔をしてきた。
「ねぇ狛矢間さん、今日掃除当番よね?」
掃除当番?
なら昨日やったはずなんだけど・・・。
「昨日やったよ?」
「嘘つくなよ!昨日塾だからって掃除サボったじゃん!」
お前らこそ嘘だろ?
そんな事言ってないし・・・。
「その顔見ると吐き気がするんだよぉ!!」
1人の少女が片手に持っていたバケツの水をかけられた。
「うわぁ〜!汚い!」
「早く逃げよう!」
「超ウケるんだけど!」
女子達は笑いながら教室から出た。
今、教室には私1人。
水が入っていたバケツが転がっている。
「何が楽しいの・・・?」
早速濡れてる制服を乾かし、ジャージに着替えた。
濡れた床を雑巾で拭く。
何で?
私何か悪い事したっけ・・・?
「悠嘉?」
誰かが私の名前を言った。
ドアの方を見ると、私の幼馴染、源ちゃんが居た。
「どうしたんだよ!?びしょ濡れじゃないか!?」
私の髪の毛に手を伸ばしてきた。
だが私はその手を払った。
「今更何なの!?私に関わらないで!!」
「悠嘉・・・。」
「もう私は貴方と縁を切ったの!それなのに・・・。」
源ちゃんの顔を睨む。
源ちゃんは数秒私の顔を見たら、行ってしまった。
苦しい。
貴方のその顔を見ると胸が痛い。
けど、こうするしかないの。
私と居たら、源ちゃんが不幸になってしまうから・・・。
1話終わり!
リメイクしてもこうとは・・・。
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