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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: イナイレ〜光の少年 闇の少女〜 ( No.24 )
- 日時: 2011/01/03 13:47
- 名前: MiNi (ID: AHLqKRWO)
これも更新!
10話 海斗
ゲーセンで出会った男の人と話していた。
この人と話すと心が軽くなる。
「ねぇ、暇?」
海斗さんにそう言われ、私は少し戸惑った。
何されるか分からない。
でも、この人は悪い人に見えない。
どうせ家に帰る気はさらさら無かったし・・・。
「はい。」
「タメでいいよ。じゃあ俺の家来る?」
男の人の家・・・。
何かありそう、だけど・・・。
「うん。」
「じゃあ行こうか。ここから近いんだ。」
そう言われ、手を引っ張られた。
戸惑う私に海斗さんは気付いてない。
暗い道を通ると、マンションが見えた。
「ここだよ。」
4回に上がり、池垣と書かれたドアを見つけた。
ここが海斗さんの家か。
「入って。」
ドアを開けると、綺麗な部屋が見えた。
男の人ってみんな不潔かと思ってたけど、そうじゃなかったんだ。
「ちょっと座ってて。」
そう言われ、海斗さんは台所に行ってしまった。
暇な私はTVを付ける。
チャンネルを変えるがどれもつまらない番組だった。
しょうがなく、お笑い芸人が出てる番組を見る。
熱湯風呂に入れられ、騒いでる奴ら。
どこが楽しいのだろうか・・・。
「出来たよ。」
海斗さんにそう言われ、持ってきたのはココアが入ったカップ。
触ると温かく、香りも甘かった。
「いただきます。」
1口飲むと、とても美味しかった。
「どう?」
「美味しいよ!凄いね海斗さん!」
「・・・///」
海斗さんが軽く頬を赤くして、顔を隠した。
どうしたのだろう?
そして海斗さんと話していると、時間があっとゆう間に立っていた。
そして私は事情を話し、海斗さんの家に居座る事にした。
海斗さんなら、心の扉を開くことが出来る。
信じてもいいかな・・・?
10話終わり
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