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久々やｗｗ

１１話　制裁



校門の前に立つ。

足が震え中に入れない。


今日は何かある気がする・・・。



「もうここまで来たんだ。」


海斗さんに送ってもらったんだ。
行かなきゃ。

下駄箱に来ると自分の上履きを見る。


「何もない。」


逆に恐ろしい。

いつもなら何か入ってたり、上履きが濡れている。

上履きを履き、自分の教室に入る。

すると・・・


「きゃ！」


２人の男子に押さえつけられ、顔を殴られた。

そして目の前に金髪の髪をカールにしたギャルっぽい少女が見えた。
こいつはクラスのボスで私を虐めてくる張本人。

こいつに逆らうと誰もが酷い目に遭うらしい。


「昨日、私の海斗と居たでしょ？」


海斗さん？

どうして知ってるの？


「私の海斗とどうしているのよ！！」


顔をビンタされ、唇が切れ血がでる。

こいつをきっと睨みつける。


「何その目、むかつく。」


頭を引っ張られ、偉そうな顔で私の目を見る。


「やっちまえー！」

「いけー！」


クラスメイトからそんな言葉が聞こえる。


何が楽しいの・・・？


「さぁ、制裁の始まりよ。」


くすっと笑い、ポッケからライターを出す。


「その長くて汚い髪、燃やしてあげる。」



髪が燃えるのが見える。

クラスメイトの笑い声が響く。

熱いのを感じる。


もう嫌だ。


生きてるって、こんなにも苦しいのですか？



１１話終わり