二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ずれて、ずれて、廻る。[銀魂]オリ募集中 ( No.35 )
日時: 2010/12/26 09:54
名前: 裂弥 (ID: A9wxTbZM)

第一章
   其の弐
      自己紹介

「誰がゴリラだァァァ!!」
ゴリラ—もとい、多分ここの局長である人が叫んで立ち上がる。
姉さんはいきなり立ったのに驚き、少し退いてる。
「局長…煩い…」
美女が顔を顰める。
それを見て栗色の髪の毛の少年が美女に近付く。
「悠歩…んな事してねーで俺の部屋にk「断る。」
腰に手を回している。…姉さん、なにその顔!?
「テメェ…何してやが」
姉さんが鞄の中をごそごそやってるその時に響いた音。
「お前…あからさまに公務執行妨害だよな?逮捕だ。」
カチャリ、と音がしたのは姉さんの両手首。それには手錠。
「…うぇ?…あ、あぁぁあああ!?」
姉さんが叫ぶと同時に、僕が動いた。
ジャキッ!!と僕の刀が風を切る。そして、姉さんの手首の手錠が取れる。
「…姉さんに、何した…!?」
姉さんに手錠をつけた男を睨みつける。
その男は、瞳孔の開いた目でこっちを見る。
「ねぇ。土方。」
童顔の少女が呆れの視線を男に向ける。
「…んだよ、九条」
「お二人さんは、新米さんだよ?」
首を傾げて言う。
「…近藤さん。俺、聞いてねーんだけど」
「おい、総悟。トシに伝えとけって言ったろ?」
「あー。忘れやした」
「そーかそんなに斬られてぇか」
「まぁ、そのぐらいにしとけ。…あ、悠歩。新人を部屋に案内しといてくれ。」
「ハイ。」
「…め、芽瑠斗?」
通り過ぎる時に睨みつけながら、小声で言った。
「お前とは、気が合わない。」
美女は僕と副長を交互に見てから、クス、と笑った。