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新章予告編ｗ



それは曇天の春の日。


　「…何だコレ」

真選組屯所の古ぼけた小屋を掃除していた裂夜、芽瑠斗、悠歩はとある巻物を見つける、

それが、全ての始まり。


　「古びていて読めませんね…。」

ただ、幾つか。

読めたコトバ。

　　　　　　
　　　　　
　　　　　　　　『歪な歌声、』

　　　　　　　　『悲鳴のような歓声』

　　　　　　　　『それこそが、』

　　　　　　　　『世界の救世主、』

　　　　　　　　『歪んだ歌姫』

　　　　　　　　『歪の世へと、』

　　　　　　　　『成り代われ』

書き綴られたその言葉。


それに続くように、テレビの中の歓声。


『新アイドル、沫乃、麗子ちゃんです!!』


「…?お通ちゃんの話題、この一週間出ていませんね。」

退の呟き。


『寺門通、ここで引退なのか?』


「…新しいものは、古いものを押し出して成長する、のかな」


悠歩の一言。


そして、さらにヒントに塗り替えられるモノ。


「…、お前、誰?なんの用?」

「寺門通親衛隊隊長、志村新八です!!お通ちゃんが引退で、あの小娘がトップなんて、詐欺としか思えないんですよ!!」

「いやァ…俺等、アイドルでもタレントでも無いんで、分かんねぇっすけど…」

そして、真選組のとった行動とは—?


そして、そのアイドルと、おかしな巻物の予言は—?


『歌姫編』、来年始動!!