二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナイレ 【薔薇の倉庫】 ( No.6 )
日時: 2010/12/15 16:52
名前: 薔薇結晶 (ID: pqfEfqdv)

『イナズマイレブン×逃走中』

04 「【自由の鍵】!」

※これから、人物名(フルネーム時のみ)場所の名前、アイテム名には【】が付きます。

円堂「壁が崩れた!!」
エドガー「さすがはMsジュリア。」
ジュリア「どうも。!! ハンターよ!!」

そう。喜んでいる暇など無いのだ。
2人のハンターが12人の逃走者を追ってきたのだ。

ジュリア「“ローズシャリオ”!!」

壁の残骸にシュートを当てて、土煙を作る。
その間に他の逃走者は逃げるのだ。
何人かは【ボール】を持って、12人全員が走り去った。


円堂「危なかった…。」
豪炎寺「危機一髪だな…。」
鬼道「ここから30分くらい走れば俺達のエリアだ。急ぐぞ。」

ジュリア「まずいわね…。」
マーク「あぁ、俺達のエリアは反対側だからな…。」
ディラン「どうするんだい?ジュリア。カズヤともはぐれたよ。」
ジュリア「…【イギリスエリア】に隠れるわ。」


一方反対側。
こちらには7人の逃走者と3人のハンター。

<<ピピピピッ、ピピピピッ>>

みゆ「! メールだ…。『ミッション①クリア。反対側のエリアに進めるようになった。』…やったんだ。」

漣「ま、当然だな。」

かぐや「皆さん、ありがとうございます!」

テレス「多分キャプテン達だな。」

ロニージョ「ジュリアだな。彼女以上にシュートの威力が強い選手は居ない。」

ロココ「すごいや!ミッションが伝わってから10分しか経ってないのに!」

土門「おぉ、すげぇ早いな…。!! やべっ!」

そう。土門がハンターに気付かれたのだ。
【セントラルエリア】の裏路地。

土門「あとちょっと行けば【アメリカエリア】だ!走るぞ!」

自分のエリアに逃げ込もうと考えた。



11時5分。
ゲームが始まってから1時間5分。
ミッションをクリアしてから35分がたった。


壁山「あっ、鬼道さんっす!」
木暮「キャプテンも!」
虎丸「豪炎寺さんもいますよ!」
鬼道「壁山!」
円堂「木暮と虎丸も!」
豪炎寺「どうしたんだ?」
壁山「キャプテン達に、頼みたい事があるっす。」
鬼道「何だ?」
木暮「今、ゲーム開始から1時間5分くらい経ってて。」
虎丸「ゲーム開始5時間後までに、【コンドル島】から【藍原日奈乃】さんを開放してあげてください。」
壁山「5時間後までに藍原さんを解放しないと、ハンターが1分毎に1人ずつ増えるっす!」
 「「「何だと(だって)!?」」
木暮「【藍原日奈乃】さんを解放するには、この【自由の鍵】が必要なんだ!」

そう言って木暮が円堂に渡したのは、『FREE』と文字が刻んである、金属製の鍵だった。


04 END